TeamONIGAKE長崎・佐賀支部の平山康弘さんが、長崎県西海市大瀬戸から大角力のスベリに上礁。ONIGAKEウェアとアイテムの性能を体感しながら、尾長グロを狙った。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
バッカン2つでまきエサ使い分け
3連休の中日。前日、マダイやクロが良かったという情報が入ったので、まきエサはオキアミボイルを2角、オキアミ生を3角とブレンド材を3袋準備してきた。
今回鬼掛から追加発売される36cmの鬼掛セミハードバッカンに、ボイル1角と海水を入れて水を吸わせておく。40cmのバッカンにはオキアミ生1角にG―MAXを1袋混ぜ合わせてクロ用のまきエサを作る。バッカンが2つあると、まきエサの使い分けもできて便利だ。
釣行後は鬼掛キーパーバッカンの中に40cm、36cmのバッカン、鬼掛ツインサシエケースや鬼掛シャクホルダー、鬼掛水汲みバッカンなどを入れてまとめられる。
朝マヅメの仕掛け
朝マヅメの仕掛けはDXR165―53に黒魂サスペンドライン3号を巻いたトーナメントISO3000SH―LBDをセット。ウキはIDR―ENTO3Bを棒ウキストッパーMで止める。ハリス4号を2ヒロ、ダブル8の字で直結。ハリは鬼掛の尾長ネムリ9号を結ぶ。直結部に5Bのガン玉を打ち、サオ1本ほどのところにウキ止めをつけている。
朝マヅメは上げの激潮が瀬ギワをかすめている。海水に浸したボイルを潮筋の外へ数杯遠投し、仕掛けを入れてなじませる。なじむと、そのタナからシモっていく。軽い仕掛けだと上滑りするのでこういう場所ではいい。
開始早々50cmクロ登場
数投流したがエサが残ってくるので、ハリスの中間にBのガン玉を追加するとエサが取られだした。サオ先からのラインの張りに気をつけながら流していると、バラバラ~っとかすかにスピードがかわる。スプールを押さえてアワセを入れると乗ってきた。ただ、狙いのマダイではない。
サオを寝かせて寄せるが、案の定右に張りだした根を回られてしまう。強引にやると確実に切れてしまうので、少し緩めて魚にゆだねる。2度ほどサオ先が動いたが外れず。3度目にワンテンポ待ってそっとテンションを高めると、外れたような感触が返ってきたので一気に勝負にでる。
ラインのすれを考慮し、そっと力強く足元の突っ込みもソフトに胴で受けながらゆっくりタモに誘う。久しぶりのクロは少し細身だが40cmのタモにはとても窮屈そう。口太(クチブト)グロ50cmをキープ。
この流れでマダイがくるだろう思い、潮止まりまで探ったが、潮返しの時間をすぎても流れは変わらずアタリもない。