TeamONIGAKE長崎・佐賀支部の平山康弘さんが、長崎県西海市大瀬戸から大角力のスベリに上礁。ONIGAKEウェアとアイテムの性能を体感しながら、尾長グロを狙った。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
仕掛けをチェンジ
下げの時間になって1時間をすぎたころ、やっと緩んできた。そこでセミフロートSPインパルス1.75号を巻いたトーナメントISO3000SH―LBDをセットした制覇1.25―53にチェンジ。まずは浅めのタナを意識して、全層ホルダー60細穴に黒魂JOKERをセット。ガンクッションのJ6で止める。ハリスはハリストの3号。ダブル8の字で直結してG6のガン玉を、結び目の下とG7をハリスの中央に打ち、鬼掛の沈め探り8号を結ぶ。
しばらく流してみるがアタリもなくエサも取られないが、打ち返し続けていると一度止まったようになり、下げ潮が動きだした。アタリは相変わらずとらえられないが、エサが時折取られるようになった。
かなり緩い流れなので、思い切ってウキをポルタJ6にチェンジする。ハリスを2号に落としハリを速掛グレ広層攻略8号にチェンジ。なるほどウキ止めを4ヒロのところにセットする。
40cm尾長グロ登場
朝の太仕掛けのときは上の層はあまり意識しなくていい仕掛けだが、これはサオ1本のところまでウキを見ながらゆっくり探り、なじんだら張りを保ちながら下の層までラインで探る。足元には絶えずまきエサを入れているが、エサ取りやコッパグロが見えるだけで、話に聞いた良型の姿は見られていない。
しかし、ふとした潮の流れの変化か、少しマシな型が数尾、沖のまきエサの方へ行くのが確認できた。チャンスタイムか?仕掛けを回収してまきエサを打ち、仕掛け投入後にもまきエサを打って集中していると、いきなりラインがはじけた。アワセを軽く入れてベールを戻してやり取り開始。
寄せてくるまではそれほどでもなかったが、足元にきての突っ込みはやはり尾長のようだ。ハリスが2号なので無理せず、数度の突っ込みをいなしてタモに収めた。2尾目は40cm超えの尾長(オナガ)グロだった。
さらに尾長追加し納竿
潮もころころ変わっているので、仕掛けをチェックし同じパターンで狙うと、仕掛けがなじむ前にバチーンとサオ引きのアタリ。これも足元まできての突っ込みは気持ちいい。小気味良い引きを優しくいなして取り込んだのは、先ほどより少しサイズダウンだが40cm級のプリプリと太った尾長。速掛グレ広層攻略8号がきれいにジゴクに掛かっていた。
この調子でサイズアップをと同じパターンで狙ったものの、ラインを気持ちよくはじくのはイスズミ。棒ウキにチェンジしてスパっと気持よく消し込むのはバリ。クロの姿が見えなくなった。
まだ台風後で水温が安定していないので日ムラが大きいが、これから水温が下がって安定してくればクロも好機に突入するものと感じる。
今回の追加発売の36cmと40cmのバッカンの使い分けや併用で釣りの幅もぐんと広がるのではないかと考える。