釣りのあとの片付けはなんか面倒だなと感じる釣り人も多いはず。そこで今回はボートルアー釣りにおすすめしたい片付けを便利にするアイテムを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
ボートルアー釣りとは
ボートルアー釣りとは、名前の通りボートからルアーを使って魚を釣ること。シーバスやワラサ、サワラ、マゴチなどさまざまなターゲットを狙える。
釣りの後はやることが多い
釣りのあとは魚を捌いたり、服を洗ったり、何かとやることが多い。そのなかでも特に釣具の洗浄は怠れないことの一つで、怠ったら大切な釣具が錆びてしまう。
特にボート釣りでは塩分濃度の高い沖で釣りをすることが多く、釣りのあとには早めに道具を洗浄するようにしたい。
片付けお助けアイテム4選
では、片付けに便利なおすすめアイテムを紹介する。
空のルアーボックス
空のルアーボックスはボートに持ち込みたいアイテム。使用用途としては、ルアーのローテーションボックスだ。空のルアーボックスを用意しておくと、使用したルアーと使用していないルアーが混ざることを避けられる。
使用したルアーと使用していないルアーが混ざらないと、たくさんのルアーを洗浄する必要がなくなる。ルアーの洗浄はリールやロッドの洗浄より面倒で、干すためのスペースも取る。洗浄するルアーを減らすと、短時間でスムーズに塩を洗い流せる。また使用していないルアーのフックに海水を付けず、錆びさせにくい点も空のルアーボックスを用意する利点だ。
水道水
水道水はペットボトルに入れてボートに持ち込もう。筆者はいつも500mlのペットボトルに水道水を入れて持ち運んでいる。水道水を用意しておくと、沖から港に帰るときにルアーを洗浄するのに役立つ。
使い方としては、沖上がりのときに使用したルアーを入れたボックスに水道水を入れる。1、2回水を入れ替えて10分ほど置き、水を切る。特に塩分濃度が高い沖で釣りをするときには、この10分ほど水道水につけておくことが重要。このあとできれば早く乾かせればベストだ。帰り道ではルアーから水が切れるように、蓋付きのザルを用意しておくのも良い。
噴霧器
噴霧器とは水を霧状にして散布できるアイテム。ボートに持ち込むか、車に入れておいて帰港後にリールやロッドの洗浄に使用しよう。噴霧器は強すぎない水圧で霧をタックルに吹きかけて、海水を洗い流せる。
ペットボトルに入れた水道水をかけるのもいいが、噴霧器のこの絶妙な水圧がキーポイント。リールの洗浄には特に相性抜群だ。この強すぎない水圧がリール内部への水の侵入を防ぎつつ、海水を洗い流せるように感じている。
大きめのザル
大きめのザルは自宅で使用したいアイテム。ルアーを乾かすだけでなく、さまざまな釣具を乾かすのにも役立つ。リールやハサミ、プライヤーなどなんでも入れて乾かせるように、自宅には大きめのザルを用意しよう。ザルを購入するときにはセットで使用できるボウルも購入しておこう。
何度も述べているが、釣具は乾かすことが重要で、しっかり乾き切らないと、道具が錆びやすくなる。またルアーを乾かすにはザル以外にも珪藻土マットもおすすめだ。
片付けをスムーズに
釣りに行くときには準備はもちろん、あと片付けにも労力がかかる。特に釣りのあと、疲れたときには片付けが億劫になる。そんな面倒なあと片付けをスムーズに行うために、是非上記のアイテムを導入してみてほしい。
<山下洋太/TSURINEWSライター>