夏休み中の子供を連れて、西伊豆でボートロック釣行に出かけた。ロックフィッシュ釣りはもちろん、ボート釣り自体も初体験の子供たちが猛暑の中奮闘する模様をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
子供とボートロック釣行
朝の7時に出船。天気は晴天で暑くなりそうだ。ボート釣りも初めて、ロックフィッシュゲームも初めての夏休み中の姉弟に、釣りの楽しさを味わってもらい釣り好きになってもらうことが目的の釣行だ。
準備したタックルは初心者でも扱えるサオ、スピニングモデルを予備で準備。子供たちは日ごろ堤防で使っているサオを持参。量販店のパックロッドなので、ロックフィッシュを釣り上げることができるか心配だ。リールもパックロッドに付属したリールで、ラインも元々巻かれているものにリーダーを組むスタイルで挑戦だ。
仕掛け
確実に魚を掛けて、引きを味わって貰うことを最優先に考え、仕掛けは一つテンヤを準備。カサゴなども釣れるのでまずは1匹をといったところ。ルアーも視野には入れたいところだが、誘いなど初心者には若干難しいので、より簡単な方法をとった。テンヤも10号と底が取りやすい重さをチョイスした。
まずはレクチャーから
ボートでの一つテンヤだが、落とし込んでの着底さえわかれば7割釣れたも同然。後は基本のリフト&フォールといった上げ下げの行動になるからだ。数回誘う行動をした後は回収し再度落とし込んで誘うといった行動をレクチャー。4年生の姉美羽ちゃんは飲み込みも早く初めてと思えない誘いやリーリングを見せてくれている。一方、1年生の壮翔くんは底を感じることが難しいようで中々、底が取れない。
そこで隣でラインを一緒に見て「今、イトが出ているよね、パラパラっと出ているのが止まるよ」「ほら!今止まったよ」と、数回教えたところ釣りが好きというだけありあっという間にコツをつかんだ。
良型カサゴから登場!
暑い中がんばって上げ下げして誘いを行う2名、姉の美羽ちゃんが「きた~~!」と第一声を上げる、同じペースで巻くように指示を出すと上手く巻き上げる。上がってきた魚は良型のカサゴだ。
10~15m付近の岩礁帯を流すがアタリがない。狙うはアカハタだがなかなか釣れない。ポイントを少し岸際に変更。姉の美羽ちゃんに再び良型のカサゴがヒット。1年生の壮翔くんにはベラの良型が釣れた。
お父さんの雄二さんは私が準備したスピニングタックルで見事アカハタをGETした。