休日と天気予報を確認しながらの釣行計画も楽しい時間の1つだが、今年は雨や台風の影響で6月中旬から全く遠州灘でサーフゲームを楽しむことができなかった。例年なら釣果が聞かれるマゴチの接岸も少なく、ターゲットが少ない時期を迎えた7月14日、夏らしくショアジギングゲームを楽しもうと静岡県静岡市の三保海岸へ向かった。
釣況と当日のタックル
釣具店の情報では、ブリの幼魚であるイナダや小型のシイラが回遊しているとのことで楽しみにしていたのだが、数日前に降った雨の影響と土曜日ということもあり、釣りをする場所があるのかという不安があった。
午前4時に飛行場周辺の駐車場に到着すると、たくさんの車が止まりすでに多くのアングラーが海岸に並んでいる状況で、少し離れた沖提周辺のポイントに移動した。
サーフショアジギングゲームは、回遊魚を狙うため潮当たりのいいエリアが人気ポイントとなるが、回遊次第ではどのポイントでもチャンスがあるため、回遊を祈り午前4時30分の夜明けを待ってキャストを開始した。
30gのメタルジグをキャストして、表層からレンジを下げながらタダ巻きやストップ&ゴー、ロッド操作を加えてのトリッキーなアクションで誘う。
回遊があれば次々とキャッチされるため、周囲のアングラーの動きにも気を配ってキャストを繰り返したが、午前7時を迎えても誰のロッドも曲がらない。