11月1日、愛知県・南知多町師崎港のすずえい丸に乗船し、絶好調が続くタチウオを狙った。当日の私の釣果はタチウオ指5本を頭に36匹。大満足の釣行となったのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・生田英樹)
すずえい丸でタチウオ狙い
絶好調が続くタチウオを狙って、11月1日に愛知県・南知多町師崎港のすずえい丸に釣り仲間の神谷さん、青木さんと一緒に乗船した。
午前7時に出船し、航程35分ほどで伊良湖沖に到着して早速準備。船長から「水深70m。58~60mで反応があります」との案内で開始した。
サンマの切り身をエサに、60mで止めて仕掛けがナジむのを待ってからリールを巻き始める、電動リールの巻き上げスピードを3にセットし、ゆっくりフワフワとしたシャクリで誘いをかけて、サオ先に集中していると、58mでコツコツとした前アタリが出た。
そのまま同じ動作で上げていると、すぐにググッとした本アタリが出て、サオ先が大きく曲がったのでアワせる。力強い引きを期待したが、素直に上がったのは指2~3本の小型のタチウオ。1投目からのヒットでも気持ちは複雑だった。
指3本級まで続々
2投目は仕掛けを底まで下ろし、誘いなしのタダ巻きで探る。70m付近でククッとした本アタリ。指3本クラスが上がった。次も底付近を探ると、すぐにググッとサオ先が突っ込んだ。すかさずシャクリを入れるとしっかりハリ掛かりして、指3本のタチウオが上がる。
次の投入も同じタナでアタリ指2.5本クラスだった。その次からも、ポツポツとだが一気に引き込むアタリが多くて、アワセも確実にできて、サイズも指2.5~3本級が多くて楽しめた。
指5本良型登場
船も良型を求めての小移動を続ける。当日は底付近の方が良型が掛かると勝手に判断し、毎回仕掛けを底まで下げ、丹念に誘って探ると、力強くサオ先を大きく引っ込むアタリ。掛かってからしばらくは抵抗が激しく、電動リールが止まる状況で楽しい。慎重にリールを巻き、無事に取り込んだのは当日最大の指5本でうれしかった。
仲間の神谷さん、青木さんも指4本クラスを上げて歓声が上がる。このポイントでは指3.5~4本クラスも掛かり、手元に伝わる釣り応えは最高。そして下り潮が緩むとアタリも一時止まったが、上り潮が動き出すと、タチウオが掛かりだし、時合いが復活した。