原さんと大分市・弁天港に集合。今回は、9月20日に村山船長が今期最大となる青物74cmを上げたため、誘ってもらての釣行。5号地沖でのタイラバの模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎)
5号地の沖合でタイラバ
10月9日、5号地の沖合は波もなく風も穏やかで、絶好の釣りびより。向かう時、テトラを見ると何人かの釣り人が沖に向かってサオを振っていた。やがて船はいつもの釣り場である5号地沖に到着。大分川河口水深40~50m地点だ。
ドテラで流していくと、この日は河口から沖の方へと流れていく。これは大物実績のある流れだ。好釣果に恵まれると信じ、3人でタイラバ実釣開始。
その前に船長から7月からこれまでの釣果の話があった。マダイは70cm3尾を筆頭に60cm3尾、50cmと40cmそれぞれ3尾、ハマチ70cm、60cm各1尾など。チヌやイトヨリなども交え、個人的には絶好調とのこと。
釣友にハマチ
さて、当日は6時50分ごろ船長にアタリ。上がってきたのはアジ25cm。ビンビンメタル60gの上に鯛乃実サビキを装着している。
7時20分ごろには、原さんのリールが逆回転。ほぼ底近くで食ってきた。小さな両軸受けリールで巻き上げにくそうにしている。私は隣で釣っていたので、すぐに仕掛けを巻き上げ様子をうかがう。巻いても巻いてもラインが出され、いかにも青物の引きだ。
ドラグを締め、何度かやり取りをしているうちにやっと水面へと上がってきたので、船長がすかさずタモですくい上げた。計測したら67cmのハマチ、大物だ。原さんは格闘の後、少し放心状態。
ピンクに輝くマダイも登場
私の方は、8時前にコツコツと小さなアタリがでて、軽く上がってきたのは小さなマダイ。それでも薄いピンク色に輝く魚体が美しい。30分後、船長にはまたもアジが釣れた。
9時ごろにはアタリもなく、東から西へ流れる潮に変わった。そこから1時間、船長の厚意で延長してもらったが、釣果なし。
ちなみに原さんの仕掛けは鯛乃実シルバーピンク60g、それに尽きる。マダイだけでなく青物も好むタイラバであると改めて思い知らされた気がした。私も次回は原点に返ってみよう。
<週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎/TSURINEWS編>