ジグサビキは一回使いきりのものですが、塩抜きしながらリユースしてみました。筆者の経験から大体何度使えるか、劣化してくる部分なども紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
使い捨てがキホン?
筆者が使用しているのは、こちらのジグサビキです。
ちなみに同メーカーのジグサビキとメタルジグです。とにかくクオリティが高いので、一度使ったところで、「これ、何回かいけるんちゃう?」と思い、きれいにパケット袋に包んで持って帰り、シンクで流水して塩抜きしました。
塩抜きがマスト
メタルジグもそうですが、海で使う道具は塩抜きがマストです。ジグサビキも何度も使おうというなら、その例外ではありません。真水でしっかりと塩抜きします。このとき、他のメタルジグなんかと一緒に洗うと絡まるので、ジグサビキは単体で水洗いしてください。
そのあとは、新聞紙の上にでも置いて、普通に陰干しというか、乾燥させます。おそらく紫外線に当てると劣化するので、屋内の影になったところで、水を揮発させましょう。
再利用時のチェックポイント
ジグサビキをリユースするために、チェックすべきポイントは3つです。
1、ハリ部分
何よりもここが命ですね。ジグサビキのハリ。塩抜きが甘いと、サビが発生してくる箇所です。ジグサビキバリは魚へのアピールを意識してか、ゴールドのハリが多いので、またサビやすいです。とはいえ、しっかりと水で流して乾燥させれば、サビません。
ハリの刺さりは、爪に引っ掛けてチェック。爪で擦ってハリが止まれば、まだ使えます。ちなみに筆者はこのサビキバリで100尾以上の中サバを釣っていますが、ハリ先はまったく甘くなっていません。
2、ミキイト・エダスのザラつき
イトの劣化は避けられません。けれどこのジグサビキ、大体20lbくらいあるのでまあ普通に強いです。大きな魚を掛けてはいないので、ザラつきはありません。ザラつく場合は、交換を考えた方がいいでしょう。
3、スナップ部分
ジグを取り付けるスナップ、ここが意外にもろいです。私は、ここはむしろ信頼していた部分なので、ちょっと驚きました。確かこのジグサビキでは2回目の使用途中で、一度サバを抜き上げたときに、スナップの爪部分が外れてジグが落ちました。それからは交換して使っています。
ちなみに、このジグサビキ、2セットあるのですが、もう1本の方は、新品状態から100尾くらい中サバを釣った時点で、やはり突然スナップが破断しました。自分が持っている新品につけかえて使っています。
スナップ部分の強度は、ちょっと怖いです。いきなりメタルジグをロストする可能性もあるので、積極的に交換してください。