大分市の弁天港から、村山さんのボートで出船SLJを楽しんだ。実績場に入れなかったが、食べごろサイズのマダイにダツなどをキャッチした釣行をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎)
弁天沖でSLJ
9月4日、中潮。大分市の弁天港から、村山さんのボートで出船。8月は感染症のまん延防止を考えて釣行を控えていたが、2人の釣行ならソーシャルディスタンスなどの対策が十分にできると考え、万全の態勢で釣行に臨んだ。
この日は北からの風が吹き荒れ、大分川河口の5号地沖から50m先のポイントはタイラバをのんびりできる状況ではなかった。
釣り場に着いた時には、前からの波で救命具から服までずぶ濡れとなり、船の揺れが激しくなってきた。村山さんの判断で、シーバースの内側へ移動。以前マゴチを釣ったポイントだ。
ここでは大型船が入っており、波・風ともに穏やかであった。しかし、水深は一番深い所で30m程度である。
30cm級マダイゲット
持ってきたサオの中から、以前からやってみたかったSLJに対応できるものを選択し、軽いスピニングリールを取り付けて少し沖めに投げ、ただ巻きをやってみる。
40gのジグをつけて投入し、数回巻き取っていると、少しコンコンとしたアタリがあった。何かいるようだ。
水深のある所からドテラ流しでやっているので、船はどんどん岸に近づいていくが、構わずに投げ続けた。
船を水深のある所へ移動し、数回繰り返しているとサオに少し抵抗があった。ほんの軽いアワセを入れて巻き取ると、コンコンコンと小さなアタリだが、マダイを思わせる引き。
慎重に上げてみると、船べりからピンク色の魚体が見えてきた。紛れもなくマダイ。30cmほどの食べごろサイズだ。ありがたい。
珍ゲストのダツ登場
その後はアタリがまったくない状態となり、タチウオか何かいないかと思って、キビナゴのようなジグに変更。
すると、着水と同時にラインが走りだす。「何だ、何だ」と見ていると、なんと珍ゲストのダツ。口先にPEがぐるぐる巻きになっていた。
村山さんは、水深が浅いので60gのタイラバヘッド(ゴールドレッド系)に緑のネクタイ、信頼あるタイラバ用の2本バリ。少し間隔を空けて結び、食い込みを良くして、私と同サイズのマダイを釣っていた。その後はエソ、小フグやホウボウなど五目釣りを楽しんでいた。