最盛期のキス(シロギス)を狙って、福岡県遠賀郡芦屋町の芦屋漁港方面へ釣行した。釣果は涼しい朝の短時間で15~20cmのキスが24尾、大満足の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤 誉)
芦屋漁港でシロギス狙い
夏本番の7月20日、午前5時から8時くらいまでの割と短時間での釣りを計画した。とにかく暑いので、涼しい朝の時間での釣りである。
エサは途中の釣具店で砂ゴカイ30gを購入した。
5時に芦屋漁港ポイントに到着し、平日ということもあり釣り人の姿はない。キスは小型中心の数釣りの時期にあたり、まさに最盛期。
投げキス釣り仕掛け
第1投に備えて早速準備に取り掛かった。この釣り場は、手前50mくらいまでに岩場が点在してあり根掛かりする可能性が非常に高い。その先である75mから125mくらいを釣る範囲としてタックルを準備する。オモリは25号をセット。仕掛けは3本バリ仕様で様子を見ることにしてみた。
手前での取り込みをスムーズにするため、いつもより仕掛けを多少短くしている。
第1投目で本命18cmヒット
第1投。仕掛けは5色(125m*1色=25m)ほどスムーズに飛び、着底を確認。イトフケを取り、ゆっくり引いて探ってみる(川幅の中心が約125m)。
4色ラインまでゆっくり引いてくると、前アタリ。仕掛けを止めてじっくりと食わせる。その後アタリが続かなかったので仕掛けを回収する。18cmくらいのキスがきた。朝の時間帯であるが活性は高いようだ。
同じポイントに投入し、1尾を追加するが、その後のアタリはなくなってしまった。
20cmシロギスをキャッチ
ここで少しだけ上流の橋側に移動する。満潮の時間帯だったので、少々上流側がいいとの判断である。
移動後の第1投。今度も同じ5色ほどまで投げる。沖めでアタリがないので、先ほどと同じく4色手前ラインまでゆっくり引いて探ってみるとアタリ。ゆっくりリーリングをし、手前の岩礁で魚が外れないように注意しながら巻き上げると、18cmくらいだがキスであった。
同じポイントにて探ってみる。4色付近にて連続してアタリがでた。根掛かりの多い3色手前までゆっくり探ってみる。なんとか2連を達成。ひと安心である。
次も1尾キスを釣り上げる。このような感じで投げる方向を変え、少しずつ移動しながらキスを追加していく。
7時30分ごろになったとき、いきなりサオ先に強烈なアタリがきた。やはり4色手前ラインである。仕掛けを止めて十分に食い込ませたら、慎重にサオを立ててやり取りを開始する。
上がってきたのは、今回最大である20cmのキス。