淡路島の由良周辺の陸っぱりでルアーゲームを楽しんだ。キャスト練習のつもりで出かけたが、セイゴとチヌを釣り上げた2日の釣行を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター二杉あゆみ)
淡路島でルアーゲーム
7月上旬、梅雨の合間の晴れの日にキャストの練習に海へ出掛けた。向かったのは淡路島の由良界隈。私はテトラや波止が怖くて苦手なので、いつもゴロタやサーフがメイン。いい場所を見つけたので、シーバスタックルにサイレントアサシン125Fを付けて久々にキャスト練習を始めた。
これまで沖釣りがメインだったのであまり投げるということに慣れていない。だがボートキャスティングでは遠投や正確性などが求められる場面が多々あるので、それの練習もかねてとりあえずひたすらキャスト。下げの潮なので前へと投げられる。
ファーストヒットはナルトビエイ
ナルトビエイらしき魚が少し沖でダイブ。丸いエイも浅場をうろついているのが偏光グラス越しにみえる。と、ガツン、ジャーー!と物凄い力でラインが引っ張られた。なにごと?と耐えてリールを巻くと、ナルトビエイがダイブ!
えらいモノを掛けてしまったと思うも、ルアーも回収したいので15分ほどやり取り。やっと浅場まで寄せたところでプッツリラインを切られる……。しかし、トビエイを上げたところで2本もある毒バリにビビってハリが外せないのは目に見えている。きっとこれでよかったのだろう。
ゆっくり誘いセイゴ
ポイントをかえ、再び投げる。セイゴがルアーの後ろに付いてきたのが見えた。今度は沖からややゆっくりリトリーブ。すると、ゴゴッ!この走りはセイゴっぽい。案の定セイゴで、岸にずり上げた。居着きっぽい黄色の魚体はすぐにリリース。
上げ潮狙いではチヌがヒット
日を改め、今度は上潮メインで釣行。ヨレているところまで徐々に移動。潮が集まっていそうなポイントにキャストすると、ガツガツ!と何やらヒット。かなり慎重に、落ち着いてやり取り。陸っぱりからは初めてのチヌをゲット!これはかなり、嬉しい。
驚いたのは、浅場にズリ上げる間近までずっと後ろに付いていたもう1匹のチヌ。つがいで居るのだろうか、なんだか申し訳ない気分になり、記念すべき私の初陸っぱり釣果写真を撮ってすぐにリリースした。
ショアの釣りは奥が深く、やればやるほどに面白い!
<二杉あゆみ/TSURINEWSライター>
由良