釣りガールのなつみさんと福井県・若狭町にある海釣り公園みかたへ出かけた。釣り初心者とは思えない集中力で連発、40cmまでのマダイを17匹得た釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
海釣り公園みかた
「海釣り公園みかた」は料金を払ってイケスの魚を釣るいわば海の釣り堀で、手軽においしい魚が狙える人気のスポットだ。実は前日から降り続いた雨により郡上のアユ釣りがキャンセルとなってしまったため、海釣り公園みかたに行き先を変えたのだ。
午前8時に海釣り公園みかたに到着。あいにく小雨がパラパラと降り続く天候だが、そのおかげかわれわれが一番乗りだった。
ファミリーコースでお手軽に
海釣り公園みかたでは、ファミリーコースと上級者コースの2つに釣り場が分かれており、私たちはファミリーコースを選択。こちらは小ダイが中心でアジやカワハギも入っているらしい。
受付で料金を支払い、レンタルタックルを手にして釣り場へと急ぐ。エサは指定のボイルサシアミを使用。遊動式のウキ仕掛けで魚を狙っていく。まずは釣り堀の初期セッティングのまま様子を見ることにした。
早速エサを投入するが、ウキに微妙な反応が出るだけで、なかなかなつみさんはヒットに持ち込めない。釣り堀とはいえエサ取りも少なくないため、一瞬でエサをかすめ取られてしまう。
40cmマダイ浮上
感覚をつかめないまま30分が経過したころ、なつみさんのウキが一気に消し込んだ!それに素早く反応してアワセを入れると、ロッドが大きく弧を描き、サオ先が絞り込まれる。
想像以上の引きの強さに困惑しながらも必死にリールを巻いて魚を浮かせる。ファミリーコースではかなりの大物40cmのマダイが姿を現した。慎重にタモ入れをして1匹目のマダイを手にすることができたなつみさんはとてもうれしそう。