愛知県稲沢市を流れる青木川へ、デイゲームのナマズ釣りに出かけた。漫画「グランダー武蔵」に登場するスケルトンクランクで、55cmと60cmの本命をキャッチした模様を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介)
青木川でデイナマ
現地には午後3時ごろに到着。今回は90年代の釣り漫画「グランダー武蔵」に登場するグランダールアーが昨年ウォーターランドから復刻されたので、遊び気分で使ってみた。
復刻されたのはスケルトンナイン(商品名はスケルトンクランク)。見た目はコミカルだが、ラトル音は強烈でアピール力はありそうだ。当日は市場橋~日吉橋まで探る。まずは市場橋周辺からスタート。
3匹のチェイスで55cmヒット
水質はクリアで、ルアーはスケルトンクランクのシルバーを結ぶ。このルアーは15gで飛距離は十分だが、サイトで使うと着水音が大きくなってしまうので、使い方には工夫が必要だ。ボディーはファット系で浮力があるので、スキップさせて使うのも面白い。
オーバーハングしているブッシュポイントを、点々とスキッピングで狙っていく。ルアーが着水したら、波紋が消えるのを待たずリーリング。ルアーは潜らせず、かすかに動く程度に引く。
するとシェードの奥からナマズが3匹現れ、1匹がバイト。フッキングが決まり抜き上げると、55cmのナマズだった。当日はナマズの活性は高く、ファイト中に他のナマズが何度もルアーにアタックしていた。一瞬ツインヒットもあったが、釣ることはできず……。
ポイントを移動
次に日吉橋へ。水質は先ほどと打って変わってマッディだ。ルアーをスケルトンクランクのゴールドに変更し、ウィードとブッシュが絡む所へキャストして探ってみた。だがニゴイがチェイスしてきただけで、ナマズの反応はなく、最後に丹陽橋周辺へ移動した。
ここはストラクチャーには富んでいるが、ルアーを潜らせるとたちまち根掛かってしまう。浮かせても潜らせてもナマズが狙えるが、ストラクチャーにタイトに落とさないと反応してくれない。