茨城県と千葉県から沖釣り最新釣果情報が入った。イワシ泳がせで1mカンダイ登場。マダイやイサキにヤリイカなど、多彩な魚種で活性上昇中。
(アイキャッチ画像提供:勝丸)
茨城県:弁天丸
茨城会瀬の弁天丸でマダイが大釣り。3月30日は真沖の水深30~50mを探り、トップ21匹だった。型では5kgを筆頭に2kgや1.8kgなども顔をだして、まさに絶好調。28日には3.4kgも仕留められており狙いめ。ゲストはホウボウやクロメバル、ハナダイ、フグなどで、多彩な土産が期待できる。同宿はオキメバルでも受け付けており、日並みで23~41匹とこちらも面白そうだ。
茨城県:かもめ丸
茨城那珂湊出船のかもめ丸はイカ釣りが得意な船宿で、イカファンにとって頼もしい存在。現在はヤリイカ狙いで出船中。3月26日は6~48匹、25日は11~43匹だった「活きイカパック」のサービスが嬉しい。
千葉県:九十九里海釣りセンター
外房片貝にある九十九里海釣りセンターはさまざまな魚種を釣ることができる海の釣り堀。現在はマダイやシマアジ、青物、ギンザケなどが放流されており、連日、竿を曲げている。特にマダイの釣果は堅く、20匹の制限があるほど。「楽しみに行ったけれど、何も釣れなかった」という悲しい思いをすることはまずないだろう。施設だけに足場はよく、安全性が高いので年配の人や児童も安心。放流される魚種は時期によってさまざま。
千葉県:春日丸
外房大原の春日丸は大型船2隻で出船中。現在、メインとなっているヒラメ&マハタやヤリイカ、状況でルアー青物やショウサイフグ、テンヤマダイなど対応してくれる釣り物は幅広い。ヒラメは定期的に良型が上がっていて、3月31日には5kg級が、30日には3.5kgが顔を出した。マハタは日並みで2kg級含み1~4匹。ヤリイカは群れの状況で波はあるが、トップ30匹が有望。同港には午後出船があるので、朝が苦手な人にとって嬉しい体制だ。
千葉県:宮川丸
内房木更津の宮川丸はルアータチウオや夜ルアーで出船中。数は出にくい状況だが、127cmなどが顔を出しておりドカンと一発の大物狙いが面白そうだ。夜のソフトルアー船では3月27日、31cm頭にアジ1~30匹と22cmなどメバル1~16匹、カサゴなど。写真は当日の様子。また、沖堤防への渡船も行っており、アジやクロダイが有望。また、投げてシロギス、ルアーではシーバスがぽつぽつ上がっている状況だ。
千葉県:彦次郎丸
内房上総湊の彦次郎丸はマダイやカワハギで受付中。後者は現在、仕立のみになっており乗合はマダイのみ。同地におけるマダイ釣りの特徴はなんといってもシャクリ釣り。手バネを使ったシンプルな道具でダイレクトな引きを堪能できる。釣り方は独特だが、船長が実践をもって指導してくれるので気軽に挑戦してみよう。また、ひとつテンヤなど定番釣法での乗船が可能だ。3月30日は1kgを頭に0~2匹。27日には3kgのグッドサイズが仕留められている。「いつもとはちょっと違うマダイ釣りを」という人に好適だ。
千葉県:竜一丸
南房イサキは気温とともに急上昇。西川名の竜一丸では30日、26~38cm50~50匹。良型が多く交じりクーラー満タンの人多数。この日はシケ後で水温が下がったが、活性は上々で、今後も期待できそう。なお、同船では、4月からは午前と午後の一日2便体制となる。
千葉県:勝丸
南房洲の崎の勝丸では27日午後、仕立で出船。イワシ泳がせで根魚を狙いマハタやアカハタ、オオモンハタ、アオハタなど多彩な釣果。なかでも、この日一番の大物は1m級カンダイ。なお、午前はオニカサゴで出船し2~7匹。浅場の活イワシ泳がせ~中深場のオニまで、多彩な根魚釣りが楽しめる。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>