3月13日、爆風予報だったが、前日の雨で濁りが入っており、釣果の方は期待大ということで、名古屋市港区潮見橋周辺へチニングに。3人で58匹の釣果を得た釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・白柳雅和)
潮見橋でチニング
3月13日は満潮が午後6時8分221cm、干潮午前12時33分12cm。前日からの雨で前週に続き、この日も爆風予報。少しでも風を遮ることができる場所を探し、午後6時30分ごろに満潮からの下げを狙って、名古屋市港区潮見橋周辺に向かった。
後から岩田氏と河辺氏も合流するとのことで、まずは先行して釣り開始。ポイントへ向かう途中からでもかなりの強風で、やりにくそうなのは予想がつく。しかし前日の雨で濁りが入っており、釣果の方は期待大だ。
2投目でキビレキャッチ
潮位も高く風も強いことから、まずはボトムと少し上のレンジの反応を見たいので、ダウンショットの下のリーダーにSリグ5gのダブルリグを試してみる。風が想像以上に強く、キャストも難しい上にコース取りも困難だ。
だが1投目から反応がある。そして2投目にあっさりとキビレの捕獲に成功。
そして河辺氏と岩田氏も合流し、2人ともにすぐにキビレの捕獲に成功と、今回はかなり期待ができそうだ。
期待通りにキビレ連釣
時折ロッドが押されるほどの強風のなか、3人ともそれぞれ間隔を空け、ファーストブレイク辺りでキビレを次々キャッチしていく。
私もあっという間に5匹を追加した。ダブルリグからエリア用のクランクベイトを改良したものにチェンジし、ボトムをネチネチと攻めてみる。
数投後ダイレクトにガツンッとアタるが2バラシ。意地でも釣ってやろうと粘るが、結局ヒットには至らず岩田氏はダブルリグで連発している。
今度はチヌ魂5gを試すと、アタリは出るが乗り切らない。ルアーのボリューム感とレンジで釣果に差が出るようで、再びダブルリグに替える。
濁りの恩恵で活性落ちず
大潮ということもあり、潮位は段々と低くなってきたが今度は沖で釣れだした。沖からのファイトはかなり楽しく、サイズも30cmぐらいだから引きも強く非常に面白い。
ほとんど移動することもなく、沖でアタリが遠のくと今度は手前付近でバイトが出る。本来この時期は澄み潮で潮が引くと釣れなくなってしまうものだが、この日は濁りが入り魚の警戒心も薄れているようだ。