『メバリング』ステップアップ解説:「磯」で狙うべきポイント4選

『メバリング』ステップアップ解説:「磯」で狙うべきポイント4選

メバリング最盛期となり、各地で好釣果が上がっている。変化に富んだ磯では特に好調となっている。今回は磯におけるメバリングで狙うべきポイントについて考察する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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ショア ソルトルアー

磯で狙うべきポイント4選

磯は起伏の変化が激しく、海藻も多い。そのためメバルが着きやすく、数釣りも期待できる。また周辺に深場があるポイントも多いため、深場から浅場に捕食しにくる活性の高いメバルを比較的簡単に釣ることができる。さらに尺メバルも夢では無い好ポイントも多数存在する。

オープンエリア

オープンエリアとは比較的障害物が少ない遠浅のポイントのことである。普段深場や海藻の間にいるメバルが捕食のためにオープンエリアに入ってきていることが多い。そのため、活性が高いメバルを狙うことができ、タイミング次第では数釣りが期待できる。

『メバリング』ステップアップ解説:「磯」で狙うべきポイント4選プラグにヒットしたメバル(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

そういったポイントでは遠投でき、広く探れるシンキングペンシルなどがオススメである。

スリット・ワンド

スリットやワンドにもオープンエリア同様に捕食のためにメバルが入ってくる。風が吹き、外洋が荒れている時などはこういったポイントにベイトが流れに押されて溜まることがある。そういった時が特に狙い目となる。

比較的活性が高いメバルがすぐに反応することが多いため、10投ほどして反応がなければ他のスリットを狙うなど、ランガンして狙うと効率が良い。スリットやワンドではジグヘッド単体やスローに誘えるプラグがオススメである。

海藻の周り

メバルの活性が低い時や潮の流れが速すぎる時は、海藻の中にメバルが留まっていることが多い。潮位が高い時は海藻の上をルアーが通るように操作し、海藻の中にいるメバルを誘い出すと良い。

『メバリング』ステップアップ解説:「磯」で狙うべきポイント4選海藻は狙い目(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

しかし潮位が低くなると海藻が水面に出てきて、海藻にルアーが引っかかってしまう。そのような時は、海藻の切れ目にルアーを投げ、海藻の中からメバルを誘い出すイメージでルアーを操作したい。潮位が高い時はシンキングペンシルで海藻の上を広く探り、潮位が低く海藻に際を通したい時はサスペンドのプラグをゆっくりと誘うと良い。

シモリの周り

シモリの周りは潮の流れにヨレが出来やすいため、メバリングの好ポイントとなる。潮の流れが速い時は、流れが当たっていない面に流れを避けるようにメバルがついていることが多い。流れが緩んでいる時は、シモリ周り全体にメバルがいることが多い。

『メバリング』ステップアップ解説:「磯」で狙うべきポイント4選シモリも要チェック(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

シモリ周りでメバルを釣る時は特にキャスト精度が釣果に直結するため、普段からキャスト精度を上げる練習をしておくと良い。また明るい時間帯にどこにシモリが入っているか必ずチェックをする必要がある。シモリ周りではゆっくりと誘えるサスペンドのプラグを漂わせて、シモリから離れないように操作すると良い。

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