3月に入り葉山沖のマダイが乗っ込み期を迎えつつあります。今回は3月6日に葉山釣具センターから手こぎボートで出船した、コマセ釣りでのマダイ実釣をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター秋山将平)
手こぎボートでコマセマダイ
天気は曇り時々雨。風は午前中強く、午後にかけておさまっていく予報。当日は小潮で8時38分に満潮を迎える潮回り。満潮の1時間後から潮が動き出すと見込んで7時30分より出船し、浅場で天候の様子をみて9時30分頃からコマセ釣りのポイントへ向かいました。
狙うポイントはテゴ島からかけ下がっていった砂地のポイント。水深は真下で20~24m程度を目標とします。
当日の作戦としては
1.エサ取りを寄せすぎないように撒くエサの量は少なめに!
2.エサ取りが多い場合は浅いタナでコマセカゴを止めておびき寄せる!
3.フグにハリを切られたら移動する!
この3点を意識してマダイに迫っていきます!
30cm級マダイをゲット
ハリスは6mを使用。コマセカゴを落とした水深から2mずつ3回に分けてエサを撒いていきます。序盤はエサ取りが多いため、作戦通りに一旦コマセカゴを10mの位置でキープ。エサ取りを上のタナへおびき寄せた後で、再び深くコマセカゴを落として、2mずつエサを撒くと「マダイ喰い」と呼ばれるエサの残り方がありました。
「マダイ喰い」があった水深から1mタナを上げて待つとヒット!重みはありませんが、真下へ行こうとする独特の引きを感じられます!上がってきたのは30cm程度のきれいなマダイでした。成長を願ってリリースします。
サイズアップで38cm本命
釣れた16mのタナや17mのタナを続けて探ります。数回、エサ取りに取られることがありましたが、エサが残る時間がやってきます。おそらくマダイがエサ取りを押しのけてハリのついたエサを喰うか迷っていると考えられます。そして、16mのタナで待っていると再びヒット!今度は先ほどよりも重みを感じ、やはり独特な真下へ行く引きを感じられます。
魚とのやり取りを十分に堪能し、上がってきたのは38cmのマダイ!サイズは大きくありませんが卵をしっかりお腹に抱えていました!
この後もマダイ喰いやエサ残りがあり、マダイを掛けることができなかったものの、乗っ込みシーズン本番前に良いイメージを作ることができました!
今後の乗っ込みに期待
いかがだったでしょうか。この日は10時過ぎから11時頃までの1時間が時合いだったように感じましたが、1回1回のエサの残り方を見て狙うタナを変えてみたり、時には上のタナへエサ取りをおびき寄せてマダイ喰いやエサ残りの状況を作り出すことができれば十分なチャンスがあります!
まだまだこれからが乗っ込みマダイの本番です!過去には手こぎボートで80cmを超える特大のマダイが釣れているので、ぜひ今回の実釣レポートを参考に、最高の瞬間を味わっていただければと思います!もちろん、筆者もまだまだマダイを狙っていくので、見かけた際はぜひお声掛けくださいね!
マダイのポイントに出る前にエギングでアオリイカもゲットできました!アオリイカもこれからシーズンを迎えますので、ぜひ狙ってみてくださいね!