2月13日、ホームグラウンドの長良川郡上漁協管内の渓流釣りが解禁したので、早速釣行してきた。この時期にしては良型の20cmを頭に、2ケタ釣果を得た釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
落部川で渓流釣り
当日は土曜日なので仕事があり、仕事前の短時間の釣りになる。入川したのは岐阜県・郡上大和の支流落部川だ。東海北陸自動車道の「ぎふ大和」インターを降りてすぐの所にある川だ。
川幅は広くないし護岸された場所が多い川だが、各所に小エン堤があり初期のアマゴ釣りでは実績のある川だ。午前5時に起床し、ポイントである新向橋に到着した。まだ辺りは真っ暗だ。車内で暖を取り、夜明けを待つ。
タックル&エサ
午前6時半ごろに辺りが薄っすらと明るくなってきた。「よし、行くぞ」と川へ降りる。新向橋の1本下の下島橋から釣り上る。サオはズーム式、イトはフロロカーボンライン0.175号、ハリはカッパ極3号、エサはイクラでスタートした。
18cmのヒレピンアマゴ登場
小エン堤上流のちょっとした深みから探ると、3投目ぐらいでグイグイと引き込むアタリ。だがアワセが早かったのかアワセミス。同じ筋を再度流すと、再びアタリを感知。今度は少し待ってからアワせると、確かな重量感が伝わってきた。
そして18cm級のヒレピンアマゴがタモへ。同じポイントで16cmを追加し釣り上る。今度は少し浅い瀬。その浅瀬のちょっとした深みを探るとすぐにアタリが出たが、またまたアワセミス。やっぱりアワセが早い。心で「今日は少し遅めのアワセ」を心がける。
そして再び同じ筋を流すとヒット。そして遅めのアワセでタモに収まったのは、20cmクラスのこの時期としては良型のヒレピンアマゴだ。
大石周りをゆっくり流す
しかしその後はさっぱりで新向橋まで来た。橋のすぐ下の小エン堤の流れ込みを座り込んで探っていくと、コンコンと小さなアタリ。少し待ってからアワせるとグングンと引き込むアタリ。しっかり弱らせてから引き抜いたアマゴは、20cm級で少しサビが抜け始めたアマゴだった。
そして新向橋真下ではまさかの今季初ウグイ。太陽が出始めたのでエサをキンパクに替えて狙っていく。大石周りの深みを流すと一発だが、これはリリースサイズ。流れが速い瀬ではやはりアタリは出ない。
大石周りに狙いを絞って、重めのオモリでゆっくりと流していく。アタリが出れば、少し待ってからアワせるパターン。初期の方程式だ。