年に1度の釣り具大掃除:フカセ釣り スチーム洗浄機の使い道は?

年に1度の釣り具大掃除:フカセ釣り スチーム洗浄機の使い道は?

釣り具も年に一度は大掃除をしたいもの。日頃メンテナンスが行き届きにくい細部まできっちり掃除して、気持ちよく次回の釣行に備えましょう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・多賀英二)

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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お役立ち その他

フカセアイテムをメンテ

フカセ釣りは、海の過酷な状況下で使用するため、「塩害」とは切っても切り離せない関係です。日頃の手入れだけでは行き届かないこともあるでしょう。大掃除をして不具合を見つけたり、消耗品を買い足したりする良い機会でもあります。

用意する物

・スポンジ
・中性洗剤
・シリコンスプレー
・フッ素コーティング剤
・綿棒
・タワシ
・ピカールなど

ちなみにファスナーやチャックの固着には、スチーム洗浄機が効果的だと思います。ロウやCRCなどの潤滑油も固着防止に役立つのでオススメです。

竿の掃除

竿の大掃除は、竿尻キャップを外し、竿を縮めた状態でガイドにシャワーをかけ、ガイドの汚れを取り除きましょう。この時、穂先がやや下を向くようにかけると中に水が入りにくいのでオススメです。そして柔らかい布巾でガイドの水気を取りましょう。

次に竿を伸ばしながら水拭きをして乾いたら乾拭きしましょう。最後に仕上げでワックスをすると撥水性が出たり光沢が出たりときれいになります。この時注意したいことは水気を残さないことです。水気があるまま竿をたたんで放置すると、ブリスター現象の原因にもなります。

年に1度の釣り具大掃除:フカセ釣り スチーム洗浄機の使い道は?水気はしっかりと拭き取ろう(提供:WEBライター・多賀英二)

リールシートなどのメッキ部は、ピカールなどの極細研磨剤を使うことで取れることがあります。磨きすぎはメッキを痛めてしまうので注意が必要です。他、購入時に付属されている布製の竿袋は、洗濯するのがよいでしょう。

リールのグリスアップ

次にリールです。リールでできる大掃除はグリスアップがメインになります。ラインローラーやベールの駆動部、ハンドル部にグリスアップをする程度で大丈夫です。そして細かい箇所の汚れは、綿棒を使うと取りやすいです。

年に1度の釣り具大掃除:フカセ釣り スチーム洗浄機の使い道は?リールはグリスアップ程度でOK(提供:WEBライター・多賀英二)

ゴリやシャリ感がある場合は、メーカーや専門業者に出してのオーバーホールをオススメします。メーカーに依頼すると、けっこうな値段がすると思いますが、最近では個人釣り具店などに依頼すればお手頃価格でできるようです。

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