陸・沖釣り問わず、タチウオは大人気のターゲット。今回は、大型の「ドラゴン」を陸っぱりから釣る時の注意点を解説しましょう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
ドラゴン級タチウオの種類
「ドラゴン」とも呼ばれる指5本以上のタチウオは、普通サイズのタチウオと比べても見た目に迫力があります。数は多くありませんが、陸っぱりからでも突然釣れることがあるので、油断禁物。ヒット直後のダッシュ力はかなりのもので、加えて重量もあるのでなかなか上がってきません。
ところで、ドラゴン級タチウオは2種類に分類されていることをご存知でしょうか。一般的なタチウオの大型とテンジクタチという別種に分けられ、テンジクタチは指8本以上に成長することもあります。分かりやすい見分け方は背びれの色が黒か透明のものが普通のタチウオ、黄色っぽいものがテンジクタチです。テンジクタチは高めの水温を好み、筆者のホーム釣り場「清水港」では水温が高めの時期に出没して、ヒットしたタチウオを食われてしまうハプニングが多発します。
陸っぱりタックル
筆者のメインフィールドである清水エリアでよく行われている釣り方ごとにタックルを解説します。
投光器使用の垂らし釣り
ロッド:3号程度の磯ザオ、または遠投用磯ザオなど
リール:小型スピニングリールまたは小型両軸リール※レバーブレーキ付のリールもオススメ
ミチイト:ナイロン3号以上
ハリス:フロロカーボン6号以上
ワイヤー:やや太めのもので、強度があるものを選ぶ
ハリ:タチウオ用3/0号以上
ウキ釣り
ロッド:遠投用磯ザオか投げザオ
リール:中型スピニングリール
ウキ:3~5号
以下、垂らし釣りの仕掛けと同様