8月も終盤。色んなターゲットを釣り残したまま夏を終わらせないために、リレー釣行へ。敦賀港の豆アジ&SUPでの根魚釣りで短い夏を満喫してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)
敦賀港で豆アジ狙い
8月22日の夜、福井県敦賀市まで車を走らせた。日付が変わるころに到着し、まずはアジ狙いから。アジなら秋になっても、と思うかも知れないが、私が求めているのは南蛮漬けにする豆アジなのだ。今釣らなければ、どんどん大きくなってしまう。
敦賀港周辺をウロウロしてみたが週末とあって先行者が多く、狙うポイントに入れない。0.4gのジグヘッドにパワーイソメの組み合わせで数カ所探ったが、釣果は小さなセイゴと本命の豆アジが1匹だけ。
豆アジに苦戦
そこで敦賀半島に車を向けるが、ここも予想以上に人が多い。丹生周辺まで来たところで、ようやく人の少ない場所に豆アジの群れを見つけた。
まずはジグヘッドで探ってみるが、なんせ相手は6~8cmの豆アジ。表層をスローに探れば簡単にアタリは出るが、ヒットに持ち込むのは至難の業だ。あの手この手で数匹キャッチしたが、このペースでは目標の30匹に届かない。
必殺サビキで30匹
そこで必殺の豆アジサビキ。下カゴにアミエビを詰めて投入すると、早速サオ先が震えた。アジをバケツにほうり込み、ふと見ると背後にネコが1匹。「30匹キープするまで待っていてね」と再投入するが、これが渋い。
サビキは豆アジ専用の0.8号。これ以上はハリも小さくできない。常夜灯の下で観察してみると、どうやらコマセに対する反応が悪いようだ。とはいえ無反応という訳ではなく1匹、また1匹と単発のヒットはある。
その間に1匹、また1匹と数を増やすネコ。ようやく目標の30匹を数えるころには、ネコは11匹になっていた。この調子だと、朝まで粘っても彼らの期待には応えられそうにない。ゴメンナサイとネコたちに謝罪し、午前3時半にひとまず撤収とした。