8月上旬、福岡県のオクトパスから出船しオフショアキャスティングゲーム。腕もパンパンとなる5分間のファイトの末、自己新記録のヒラマサ130cm22kgをキャッチすることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版福岡市・斎藤嘉朗)
ヒラマサキャスティング
午前5時30分、福岡県福津市・津屋崎漁港から遊漁船オクトパスで出船。乗り合いの釣り人は私を含め6人。
午前7時ごろ糸島沖に到着。ヒラマサ狙いでキャスティングを開始すると、7回ほどバイトがあるも乗らず。早々に見切りをつけ壱岐沖に移動、ジギングで1~2kgのヒラゴをぽつぽつと拾っていく。お土産を早々に確保できた。
ドラグ鳴らす大物がヒット!
午後3時ごろ、再び糸島沖に移動。帰港前にヒラマサキャスティングを再開。周囲ではシイラを追い回してヒラマサがボイルしている。乗船者一同テンションが上がりキャストを繰り返す。
二流し目、私も四十肩に鞭を打ってダイビングペンシルをフルキャスト。着水後の3ジャーク目、ジャーというドラグ音とともに突然ラインが引き出されたが、トップ特有の水柱は立たなかった。ルアーが水面下にある時に食いついたようだ。
慌ててロッドを立ててドラグを締め込こんだが止まらない。「やばい! 根に持っていかれたらラインブレイクだ!」ロッドはフルベント、ドラグもフルロック。今までにない手応えに興奮が止まらない。
船長が「デカいよ! これは」と叫ぶ。ロッドのバット部分を両手で持って必死に耐える。ファーストランは強烈だったが、徐々にリールを巻けるようになる。「走らせた後にリールを巻く」を繰り返していると、その巨体が水面に姿を現した。