都道府県をまたぐ移動が緩和された直後の6月23日、那須高原ルアーフィールドへ大物トラウトのみを狙って釣行。意外なルアーで意外な結果に!
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・服部光)
那須高原ルアーフィールドのトラウトを攻略
今回訪れた那須高原ルアーフィールドは、国道4号線からりんどうラインを国道294号線方面へ、東北本線陸橋を越え300mほど進み右折、民家と倉庫の間を抜け直進。別荘地案内の看板のある交差点を左へ。300mほど進むと左に入り口がある。
ポンド型の管理釣り場で、二つあるポンドはルアー釣り専用。やや大きめの1号池は小物から大物、小さめの2号池は大物専用キャッチアンドリリース池で、魚の持ち帰りは不可。放流されているトラウトは林養魚場産なので、この2号池用のタックルは気を抜けない。
当日のタックル
筆者のタックルは、以下の通り。
▼タックル1
プロマリントラウトエース56UL
アブ・ガルシアカーディナルII SX 1000S
▼タックル2
オフィスユーカリ ジョーカーワンペア58UL
ダイワフリームスLT2000S-XH
ラインは、どちらもモーリス ハイグレードPE X4 フラッシュグリーン0.8号、リーダーはバリバス フロロショックリーダー5lbだ。
夏はインレットが狙い目
新型コロナウイルス対策のため、受け付けは建物に入らず、受け付け窓口で済ませる。商品の販売も同じだ。この日は一日券を買い2号池に直行。2号池のみの挑戦だ。
1投目は前回ヒットルアーのアルミん5g赤金を、トラウトエースでキャスト。全てのタナを探るが反応なし。次にザッガー65をキャスト。他にアングラーがいないのでポンドを一周したが全く反応なし。シーズン末期で完全に食わなくなっていることと、夏の管理釣り場特有のインレットに集まり、全く口を使わない状態だ。
食い気のあるトラウトを探すため、インレットでサボってるトラウトに、シケイダーで積極的にアピールするが、見向きもされない。中間色クランク、大型、小型スプーンなどは完全に見切っている。
ミノーで大型キャッチ
ライズが見えたのでダメ元で選んだドクターミノーをキャスト。リールを巻こうとした瞬間にヒットし、勢いよくドラグが滑った。林養魚場産の大型なので全力で反対方向に走るが、ドラグ調整とサオさばきで、頭からネットイン。
その後、持てるミノー、クランクを全て試したが全く反応なし。大物は今まで釣られた経験からルアーの見切りがとてもシビアである。
結局、この日は夕方のペレットタイムに、2匹目をネットインさせて終了。 覚悟はしていたが想定より厳しい結果になった。
管理釣り場の楽しみ方
トラウトの釣り方、大物の狙い方は管理釣り場の経験豊富な方に師事を受ければ、大会で優勝できるほどの腕前になることも可能である。経験豊富な方が周りにいない時は、大物がヒットしてなかなか上げられないでいる人にネットを貸すことや声をかけることで、そこから人の和ができるもの。これも大物釣りの魅力でもある。
那須高原ルアーフィールドは今夏季休業中なので10月からオープンだ 。
<服部光/TSURINEWS・WEBライター>