6月27日に今期2回目となる明石へタコ釣りに行ってきた。前回は脚の細いタコが多かったが、今回は脚の太い良型が多数。数も増え約30匹の釣果を得ることができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・二杉あゆみ)
浜栄丸でタコ釣り
前回の釣行は5月、悪天候ながらも25匹ゲット。しかし、タコの足はまだまだ細く、頭でっかちなシルエット。ベイトも乏しかったようで、貝やカニなども全く持っていなかった。しかし「梅雨に入るとベイトも豊富になり、タコも成長して足もかなり太くなる」と浜谷船長。今回は数も型も期待できそう♪
いつもお世話になっている、兵庫・高砂荒井港『浜栄丸』に乗り込み、午前5時に出船、今回は私のみの単独釣行。大阪方面から来るお客さんも多い様子。聞くと、釣れる数が大阪湾と全然違うとこのこと。県をまたいで足を伸ばす価値があるそうだ。
当日のタックル&仕掛け
なぎで少し曇りの快適温度、ポイントにはすぐに到着。まずは二見沖から開始。水深は12~15mくらい。潮がまだ飛んでいる時間帯だった。
私のタックルはピュアテック・ゴクエボリューションタコスペック165、リールはシマノの小型PG、PE2号、リーダー50lb、エギは蛸墨族35号を2本、オモリは50号。
船中早速ポツリポツリとタコが釣れだす。しかも、期待した通りの脚が太い良型ばかりだ。最近は長めのロッドでヤワヤワと誘う釣り方が主流だ。あまり大きくアクションしなくても、エギがよく動くのかよく釣れている。
しっかりアクションで好調
私のロッドは少し短め。ヤワヤワ動かしていてもどうやらエギはあまり動いていない様子。やっと釣れてもなかなか数が伸びないので、早く動かすよりも、しっかりアクションを重視してみた。そして竿先を下げてステイで聞く。するとノシっと重みが。
このパターンがハマってからはバラしながらも順調に釣れていった。ロッドを買い直そうか考えていたが、自分のタックルを極める、それもまた上達への道かなと思った。
隣の人はド派手蛍光カラーのオモリが目立っていて、よく釣っていた。当然なのだか、オモリのカラーリングもかなりポイントのようだ。私は普通の鉛なので、時間がある時ド派手にコーティングしようと考えた(笑)。
そして、ここでは私の後ろで釣っていた人に金ピカのハモがヒットするハプニングもあった。この旬のうれしい外道は、エギに食って来たようだ。
移動する度サイズアップ
アタリが少なくなると、船長と相談して浅場の2~3mラインに大移動してみる。週末だけに船だらけになっていたこのポイントは、かなり浅いがそこそこ良型が釣れて、何より浅いだけに手返しがいい。タコは貝殻やカニをいっぱい持って上がってくるので、ベイトは豊富な様子だった。
ここでポツポツ釣ったところで、最後にまた少し深場へ移動。そこではかなりの良型が隣の人に連発!まだそこまで大きなのを釣っていない私も、満足できるサイズを2匹ゲットでき、昼前納竿。
私の釣果は30ちょいくらいだが、倍くらい釣っている人もいた。まだまだ楽しめるので、ぜひ行ってほしい!
<二杉あゆみ/TSURINEWS・WEBライター>