夜釣りのトリックサビキでアジ25匹にイワシ27匹【豊浜釣り桟橋】

夜釣りのトリックサビキでアジ25匹にイワシ27匹【豊浜釣り桟橋】

3月19日、アジを狙って愛知県・南知多町の豊浜釣り桟橋へ釣行した。トリックサビキで本命アジとイワシを手中にすることができた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

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豊浜釣り桟橋でトリックサビキ

夕マヅメにアジを狙う予定だが、日本海側、太平洋側ともに低気圧が進んできており、夜中から強風が吹くとの予報だった。仕事を終えて釣り桟橋に着いたのは午後8時30分。南東の風が少し吹いているが、釣りをするには全く支障がないほどだ。

いつもなら空きスペースを探すところだが、当日は天候が悪くなる予報のためか、桟橋には15人ほどの釣り人しかいなかった。最先端の風下側の内向きに座を構える。夕マヅメには少し遅い時間からのスタートだが、毎回1投目はワクワクするものだ。

夜釣りのトリックサビキでアジ25匹にイワシ27匹【豊浜釣り桟橋】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

今回の仕掛けは前回と違ってカゴを使わず、ハリにアミエビを付けて釣る改良トリックサビキでアジを狙う。トリックサビキの特徴は、1本のハリスに大小2本のハリが付いていること。エサのアミエビを付けやすくしたハリなのだ。

まず準備としては、第一精工のスピード餌付器にアミエビをたっぷり入れる。上バリからアミエビの中を下バリまで通せば、ハリにアミエビが引っ掛かるので投入するだけ。

1投目からアジゲット

仕掛けが着底したらイトフケを取り、置きザオにしてアタリを待つ。この日も1投目からアタリがあった。18cmのマアジを取り込んで幸先いいスタートだ。

夜釣りのトリックサビキでアジ25匹にイワシ27匹【豊浜釣り桟橋】おいしいアジをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

2投目を入れて2本目のサオの準備をしている間に、1本目のサオ先がゴンゴンと上下に動いている。急いでサオを持ってリールを巻いて2匹目をキープ。アジの活性がいいようだ。

2本目のサオの準備も終わり、2本のサオ先に注意してアタリを待つ。しばらくすると、2本目のサオ先が動いた。ゴンゴンと引いたのと同時にアワせるとヒット。今度も18cmのアジだ。その後は2本のサオに交互にヒットして数を伸ばす。

上げ潮でイワシの群れ回遊

その間に風は収まり、波も穏やかになって釣りやすくなった。午後9時30分すぎ、干潮の潮止まりになるとアタリが少なくなり、10時にはパタリと止まった。その後、30分くらいアタリが止まっていたが、上げ潮になるとイワシがヒットするようになった。

夜釣りのトリックサビキでアジ25匹にイワシ27匹【豊浜釣り桟橋】悪天候で人が少なかった桟橋(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

イワシは群れで回遊してくるので、1本のサオにヒットすると、もう1本にもヒットする。ダブルヒットとなるので扱いが大変だ。その後もイワシのヒットは続いたが、アジはいなくなった。楽しく釣っているうちに日付が変わったが、やはりアジは釣れない。予報では午前2時ごろから北西の強風になるということで、1時30分に納竿とした。

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