3月4日、和歌山・九度山町~橋本市を流れる紀ノ川支流・丹生川の解禁日に釣行してきた。大阪市内から車で2時間ほどのアクセスがいい釣り場だ。
解禁日前日にアマゴ400kg放流!
解禁前日に日高川漁協産の成魚アマゴ400kgを放流しており、下見したところでは、淵やトロ場には放流されたばかりの魚影が確認できた。
遊漁券を購入し、今回はトロ場のポイントに入ることにした。
今シーズンの渓流初釣行にワクワクしながら、車内で夜明けを待つ。
早朝6時、日が昇り目印が視認できる時間になったので釣りをスタートする。
仕掛けは6mの抜き調子の渓流ザオに天井イト1.25号、ミチイト0.8号、ハリス0.4号の先に、手返しのいいスレバリ8号をセットする。
風が吹いていたので、オモリは大きめのガン玉B2にした。
1投目、生イクラ3粒を付け、流れの緩いトロ場を流す。
仕掛けが流れになじむと、目印に明確なアタリが伝わった。
軽くアワセを入れ抜き上げたのは19cmほどのアマゴだ。
今シーズンの1尾目にホッとし、テンションも上がる。
それから1投1尾の入れ食いタイムが始まり、17~21cmのアマゴを20尾ほどゲットした。
このポイントで2時間ほど釣ってアタリがなくなったところで、ポイント移動した。
放流最上流地点へポイント移動!
解禁日なので、どのポイントも釣り人で賑わっており、放流最上流地点のやどり温泉前に入川した。
道路の上からも確認できるほど、釣り残された魚影がたくさん見えるが、先に釣り人が入っていたためかなりスレており、エサのイクラに反応しない。
ハリスを0.2号に、ハリも川虫用の4号にサイズダウンし、イクラを2粒付けて流す。
細仕掛けに変更すると、アマゴがエサを追ってくるのが見える。
ここでサイトフィッシングし、5尾ほど追加。
持ち帰りサイズが30尾になり、釣果に満足したところで納竿。
他の釣り人に釣果を聞くと、30~50尾との声が多かった。
納竿後は、釣り場すぐの「やどり温泉いやしの湯」で冷えた身体を温め帰路に就いた。
釣り残しアマゴの魚影もたくさん確認でき、数は減るが、今後はサイズアップした良型アマゴが釣れるだろう。
<週刊つりニュース関西版 APC・植木信喜/TSURINEWS編>
玉川漁協