2月に入っても、暖冬傾向が続き、平年よりも海水温が高くなっている。ロックフィッシュの活性が上がっている頃かと思い、大阪・泉南の樽井漁港へ2月15日にロックゲーム釣行した。干潮回りであまり良くない状況だったが、ムラソイやメバルが軽快な反応を見せてくれた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・谷口墨人)
樽井漁港でロックゲーム
現地には午後4時に到着。タックルを持って、樽井漁港の埋め立て地南側の、男里(おのざと)川尻にある石積み波止に行ってみた。風と波は弱いが、かなり潮が下げていた。波止の先端では、シーバス狙いのルアーマンがミノーをキャストしているので、手前の河口向きにエントリー。
ロックゲームをスタートした。
穴釣りでムラソイ狙い
まず、穴釣りでムラソイを狙ってみる。潮が引いて護岸が干上がっている時は、穴釣りでムラソイが狙いやすい。ラインが波の影響を受けると、穴の底までジグヘッドがうまく届かず、途中で引っ掛かって根掛かりなどのトラブルが起きるからだ。
今は潮が引いているので狙い時だ。3gのジグヘッドに、パワーイソメの極太タイプを半分にカットしてから装着。波打ち際の、できるだけ狭く深い穴を探して、ジグヘッドをゆっくりと落とし込んでいく。
じっくり食わせて17cmムラソイ
貧欲なムラソイが穴の中に居れば、コンコンとアタリがあるはずだ。しばらく探っていると、手頃な深い穴を見つけた。ジグヘッドをゆっくりと、穴の奥まで落とし込んでいくと、コンコンとアタリがでた。
この時にアワせると、魚はワームの端をくわえているだけなのでハリ掛かりしない。コンコンとアタリがあり、しばらく待つと、ガツガツと強めのアタリがある。この時にアワせると、ググッと引きがきて、うまくハリ掛かりした。
根に入られないように引きをかわし、穴の中から引きずり出したのは、17cmのムラソイ。パワーイソメをまる飲みしていた。
狭く深い穴がポイント
また、石積みの上を探り歩いていると、狭く深い穴を見つけたので、ジグヘッドをゆっくりと落とし込んでいくと、コンコンとアタリがあり、しばらくするとガツガツと・・・。すかさずアワせると、ゴンゴンと引きがきて、13cmのムラソイをキャッチ。
次は、広めの深い穴を見つけ、ジグヘッドをゆっくりと落とし込んでいくと、細長い魚影が見え、ジグヘッドにアタックしてきた。ググッと引きがきたので、すかさずアワせると、グーンと魚の重さがロッドの先に乗り、抜き上げたが、すぐにハリが外れてナチュラルリリース。20cmほどの、細長いダイナンギンポだった。口が小さいので、うまくハリ掛かりしなかったのだろう。