最近、大阪湾でも狙う船が増えてきているクログチと、今季好調が続く青物を狙って大阪・泉佐野から出船。潮の緩い時間帯は深場でクログチ、潮が動き出せば浅場で青物を狙ってきました。ハマチヒットの中、同船者にはなんと14kgのブリもヒットしたのでその様子をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・MALINA)
青物は食い渋く・・・
その後、潮の動き出すタイミングを見て、また青物ポイントへ向かいます。水深50m。2日前の時にこのポイントで、私は8kgのブリを釣ったのですが、お腹の中からは10cmほどの溶けかけた魚と小さいコウイカが出てきました。
そのため、セミロングのジグで様子を見ることにしました。しかし反応は悪くロングジグなど、いろいろと使って誘い方も試しましたが、状況は良くありませんでした。
「浅場の方でハマチが釣れ始めた」と僚船から連絡が入り、すぐに向かいます。連絡を貰ったポイントに着くと、ハマチはポツポツとキャッチできます。が、ハマチ祭りみたいにボコボコは釣れず、フォールを入れた方が反応が良い日でした。
上げでは反応が少し悪く、速巻きで巻いてきて、ロングフォールを入れると、フォール途中にバイトがあり、違和感が出るのでアワせます。
14kgブリが登場!
そんな中、ミヨシの北中さんに明らかにハマチと違う引きの魚がヒット。ブリかな?デカそう。
船長は船を操作し、私はタモを用意して見守っていると、見えた魚の大きさに驚きました。タモに入れたものの重すぎるっ!
船長の手を借りて船に上げたブリのサイズを測ると…なんと、1m10cmで14kgありました。北中さんは、最近オフショアジギングを始めたばかりで、初めてブリを釣ったようです。
初ブリで14kg!しかも、この辺りでは滅多に見られないサイズに私まで大興奮。本当に良い瞬間に立ち会う事ができました。
ハマチばかり釣れる中でこんなサイズもいると思うと、ハマチ祭りでも気は抜けないですね(笑)。その後、もう少しハマチを追加し、納竿となりました。
クログチのオススメ料理
さて、クログチですが、私も去年の冬に初めて食べたので、まだいろいろとレシピを試し中です。「何にしたら良いかな?」とよく聞かれるのですが、刺し身、皮付き炙り、フライ、アクアパッツァなど…どの料理もとっても美味しいです。私は、フライと炙りにするのが大好物。脂が乗っており、身も甘いです。
ぜひ、大阪湾のジギング船で青物&クログチがセット便になっている時に行ってみて下さい。
<MALINA/TSURINEWS・WEBライター>