北大東島には小さな島でありながら釣具屋が3件もあり、他の島に比べて道具や餌の調達がしやすい。なんと、陸からマグロを狙うこともできるらしい。釣り初心者でも大物狙いにチャレンジしやすいフィールドだ。気になる観光や食も含めて紹介していこう。
(アイキャッチ画像提供:株式会社パム・コークリエーション)
『北大東島』では様々な魚種が釣れる
島に住む垣沼翔太さんによると、港ではムロアジやヒレーカー、イラブチャー、ツブブリにオオマチなどが季節を問わず釣れるとのこと。季節での楽しみ方としては、冬になると港で釣ったムロアジを餌にし、昨年2月に開港したばかりの漁港から沖まで船を出し、カンパチを釣り上げる。現在島内では遊漁船がないため、地元の漁師さんに相談し船に乗せてもらうそうだ。
陸からのマグロ狙いは江崎港がオススメ
磯からマグロが釣れると言う北大東島で、垣沼さんは36kgものマグロを釣り上げ沖縄県で記録を持っている。その記録的なサイズを釣った場所が島の南側に位置する江崎港。
垣沼さん以外にもビッグサイズを釣った島の人も同じく江崎港だったと話す。絶好のマグロポイントだと言えるだろう。人気な釣法としてはカゴサビキ釣りとフカセ釣り。彼の好きな釣法もフカセ釣りだとのこと。1日の記録的な量としてはイスズミを30枚ほど釣り上げたと言う話には驚きだ。
島の釣具屋は3軒
島内には釣り具を置いている店がいくつかあり、名嘉商店、前述した「二六荘」の隣にある浅沼商店、宮城行枝商店の3軒。
店内にはオキアミや赤アミの餌が揃えられている。また、船が入った日にはスルルー(キビナゴ)などの在庫が増えるそう。
『北大東島』で釣りを満喫
島内で販売している豊富な釣り具や、島全体が釣りスポットとも言える、釣行に恵まれた北大東島。荒々しい岸壁を踏みしめて怪物を狙うワイルドなファイトを体験するため、沖縄最東端の地を目指そう。
<神山いとじ/外部ライター>
協力:沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー