冬のターゲットはいろいろあるだろうが、やっぱりこの時期ならではといえば、ルアーでメバルを狙う『メバリング』だろう。小さいながらもトルクフルな引き、掛けるまでの駆け引きなど、ゲーム性豊かな釣り物だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・花田浩晃)
天草でナイトゲームメバリング
1月6日、熊本県上天草市松島・中の橋周辺に、ナイトゲームでメバリングに出かけてきた。
まず入ったのは、橋が架かる海峡ポイント。
40cmヒラセイゴヒット
ウェーディングして状況を見ると、下げ潮がまだ利いているので、早速プラグをキャストして明暗部を探ってみると、すぐにヒット!キャッチしたのは40cmほどのヒラセイゴ(シーバス)。
気を取り直してキャストすると、またヒットし、これも同サイズのヒラセイゴだった。この後もヒラセイゴが連発し、メバルの姿は見えない。
潮が止まり、アタリがなくなったので移動しようかと思ったが、上げ潮が動くまで待つことにした。
プラッギングで27cmメバルヒット!
30分ほどたつと上げ潮が動きだした。早速、プラグを明暗部にキャストするがアタらない。今度は潮目にキャストするが、やはりアタらない。
ならば本流にいるかもと思い、キャストするとヒット!トルクフルな引きでメバルと分かる。慎重に寄せて、キャッチしたのは27cmの良型。アフタースポーンなので痩せた魚体だった。
居場所が分かって期待したが、その後2尾を追加したものの、アタリがないので移動することにした。
食いが渋いアミパターンに苦戦
次に入ったのは、別の橋が架かる海峡ポイント。まだ潮は利いているようで、期待がもてる。
早速、同様にウェーディングしてプラグをキャストするが反応がない。もしかしてアミパターンでプラグでは反応が悪いのではと思いワームに変更する。ジグヘッド2gに1.5inchワームをセットし、プラグ同様に潮上にキャストして潮目までドリフトさせる。
潮目に入り、ヨレた場所を漂わせているとコッとアタり、すかさずアワセを入れるが乗らない。やはり食いが渋いアミパターンのようだ。こんな時は掛けアワセよりも巻きアワセが良いのは分かっているので、対処できる。