「2020年の釣りに『フク』を呼び込みたい」という思いを込めて、初釣りにセレクトしたのはヒガンフグ。1月6日(月)に、東京湾鶴見潮見橋の新明丸から釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・田中義博)
好釣果に船中盛況
沖上がりまで残り1時間となったところで、船は扇島のシーバース周りへ。このポイントではゲストのクサフグなどは多かった。本命を2尾追釣したところで終了のアナウンス。
船中釣果は20~39cmを3~15尾。私は運よく竿頭になれたが、次頭の9尾が3人で、船中満遍なく数が伸びた一日だった。
ヒガンフグの釣期は、ショウサイフグ狙いに移行する例年4月頭ごろまで。ポイントは至近な場所がほとんどで実釣時間が長く、じっくりと釣りに向き合えることが大きな特徴。
アタリをだすためには積極的に誘いをいれて、オモリ着底後の3~5秒に集中すれば、本命に近づけるはず。
ヒガンフグを味わう
またアフターフィッシングも釣った直後であれば鍋や空揚げなどがいい。身は硬いため、1週間ほど寝かせて熟成させればテッサを楽しめる。このフグを存分に堪能できるのは釣り人ならでは。
年間で最も寒さが厳しい時期になるが、ヒガンフグの釣期はまだ数カ月あるので、独特の釣趣とアフターフィッシングの楽しみを味わいに皆も挑戦してみてはいかがだろう。
<週刊つりニュース関東版 APC・田中義博/TSURINEWS編>