滋賀県東近江市を流れる愛知川(愛知川上流漁協管内)は、今年は3月3日(土)の夜明けごろから渓流釣りが解禁となる。
狙い物が豊富!魚影の濃さも期待大!
漁期は9月いっぱいまで。
この河川ではアマゴ、イワナ、ニジマスの3魚種がターゲットとなり、狙い物が豊富なところが魅力だ。
前年の3月にイワナの稚魚、同月から4月にかけてアマゴの稚魚をそれぞれ5万尾以上放流。
さらに今年の2~4月にはアマゴを400kg、イワナを500kg、ニジマスを400kg放流する予定(どれも成魚放流)となっており、魚影の濃さには大いに期待できる。
好ポイント多数な愛知川上流
放流個所は、御池川全域(成魚&稚魚)、神崎川発電所より下流(成魚&稚魚)、愛知川本流(成魚のニジマスとアマゴのみ)、茶屋川全域(稚魚)、八風谷(成魚)、古語録谷下流(成魚)へ行い、2月27日、3月16日、4月中旬の3回に分けて放流される。
多数ある釣り場の中でも、愛知川本流は木戸ノ橋~木和田キャンプ場付近、御池川は蛭谷~箕川地区と君ヶ畑地区、神崎川は大湯エン堤下流、茶屋川は八風谷と古語録谷下流が流れ込みや魚のたまりやすい場所が多く、好ポイントとなっている。
八風谷は下流側にあるため、林道からすぐに入ることが可能。
川の周りには林が茂っており、自然をたん能しながら釣りができる。
神崎川中流は、フライとテンカラ専用のキャッチ&リリース区間となっている。
どの釣り場も水がきれいで渓流釣りの魅力を存分に味わえる。
暖かくなれば支流で天然イワナも期待できる。
魚影は濃く、釣りやすいポイントは多数あるが、解禁直後は雪が多いため、注意して釣行してほしい。
なお、入漁券販売所は池田養魚場、道の駅奥永源寺渓流の里、魚幸商店、広瀬酒店、肥夏屋旅館、組合事務所の他、地域のコンビニエンスストアとなっている。
<週刊つりニュース関西版 平塚悠介/TSURINEWS編>