12月15日、この日も激アツな三重県四日市市の霞一文字へウキダンゴ釣り(紀州釣り)に行くと決定。朝イチ、渡船場のコーシン丸の前でメンバーの岡本さんと椙村さんと合流した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・佐々木博司)
まさかの年無し逃走
気を良くして釣り続けると、続けざまにダンゴアタリ、そして本アタリになり、ガッツリアワせるパターンに入った。「これはいけるぞ」と確信を持ったが、なぜかそれ以降クロダイのアタリが出ることはなかった。
残りわずかな時間だったため、撮影だけでも済まそうとストリンガーを寄せると、ん、少し軽い?嫌な予感。
持ち上げてみると1匹足りない。しかも51cmの大物がいない!
頭の中が真っ白になる(当日2度目)。信じられない。しかし事実もうクロダイはいない。グンニャリと不自然に開くストリンガーを見て、ため息をつきながら片付けに入った。
釣り座はしっかり海水で洗い流してピッカピカに。トイレの神様がいるように釣り座の神様もいらっしゃる(笑)。次にまたいい思いができるように「来たときよりもきれいにして帰る」を心がけて釣り座を後にした。
渡船場に集合すると、岡本さんは10匹でツ抜け、椙村さんは8匹でバラシ多数との結果。しかも、岡本さんもストリンガーから2匹クロダイが脱走したらしく、2人で頭を捻らせた。
<週刊つりニュース中部版 APC・佐々木博司/TSURINEWS編>