秋からの続きなのか、大阪・泉北郡忠岡町の大津川河口左岸にある通称「高場」では、サビキで小アジがよく釣れている。アベレージは15~18cmで、潮が良ければ25~30cmの良型も交じるというので、終盤に差し掛かっているタチウオと合わせて狙ってみた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・谷口墨人)
当日の釣り場の状況
釣行したのは12月26日。この日は埋め立て地の駐車スペースに、午後3時30分頃に着いた。風はないが小雨が降っているので、カッパを着てからタックルを持って大津川河口左岸から入り、足場の良い護岸、通称「高場」まで歩いて行く。
現地に到着すると、数人の釣り人が飛ばしサビキでアジを狙っていて、しばらく見ていると、15~18cm級の小アジが2連、3連と好調に釣れている。
竿下狙ってサビキで入れ食い
到着した頃は大潮の上げ潮になっていて、小アジの活性が高いようだ。これは狙い時だと思い、急いでサビキ釣りの用意をする。サビキ仕掛けは、5号をチョイス。仕掛けの先にアミカゴをセットし、持参してきたアミエビを入れる。
アジの活性が高い時は、竿下でのサビキでも十分釣れるので、竿下を狙って仕掛けを中層までゆっくりと落としていると、さっそくブルブル、グイグイといいアタリがあった。
巻きアワセの要領でリールを巻き、寄せにかかると、グングンと心地良い引きが伝わる。ゆっくりと抜き上げると、15cm級の小アジのダブルだ。その後も、1投ごとに竿下でアタリがあり、抜き上げ時のポロリも多いが順調に15~18cmの小アジをキープしていく。
違う引きでメバルも登場
しばらくすると、小アジとは違うアタリがきた。底近くまで落とし込んでアタリを待っていると、ゴンゴンと強めのアタリ。リールを巻き、寄せにかかると、ググッと心地良い引きが伝わる。海面まで浮上させると正体はメバルだった。ゆっくりと抜き上げたのが、20cmの良型メバル。
青物狙いは不発
再び小アジを釣り上げていると、突然アタリがなくなってきた。しばらくして、ようやく小アジのアタリがきたと思ったら、グィーッと強い引きが来て、竿先を引ったくられ、プチッと仕掛けを切られてしまった。
ギラッと大きな魚影が見えたが、スズキかメジロだろう。小アジは30分ほどで20尾以上キープでき、お土産は確保できた。
フィツシュイーターが回遊しているので、ショアジギングに変更してみる。26gの鉄板バイブレーション(イワシカラー)で、青物を狙ってみた。投入後、ボトムを取ってからシャクリ始める。しばらく探ってみたが、バイトはない。青物はシーズン終盤になると、ルアーよりも生きエサに反応が良いようだ。