人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】

人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】

秋から初冬にかけて東京湾奥に大群が押し寄せ、そのゲーム性の高さと強烈な引き、さらに最高級魚らしい食味のよさで大人気の『サワラゲーム』が終盤戦を迎えている。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

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ソルトルアー オフショア

大人気のサワラゲーム

11月末は、原木中山の林遊船から釣行。中島忍船長が舵を握る青物ルアー五目に乗船した。平日にもかかわらず、サワラフィーバーに乗り遅れまいと集まったアングラーは大型乗合船だけで14人。さらに、チャーターボート2隻が満員と大盛況。

人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】メーターオーバー捕獲!(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

朝の気温は8度で雨が降り、寒い中でのキャスティングゲームになったが、海の中はまだまだ秋の水温の様で、私だけでもシーバスを15尾とサワラが8ヒット、80cm前後を4尾ゲットと好調をキープ。しかも、自己記録を大きく更新するメーターアップ105cm6kgのモンスターサイズもキャッチして、記憶にも記録にも残る、本当に嬉しい釣行になった。

小学生が本命サワラ手中!

12月8日(日)には、SNSで友達になった高橋裕さん、陽幸くん(中1)、松田慎一郎さん、匠生くん(小6)親子からのリクエストを受け、同船でルアー教室を開催。

人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】難しい状況下でも集中して投げ続けた(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

快晴無風でこの釣りにとっては鬼門になるナギ倒れ必至な天気。さらに16人と超満員な船内で非常に難しい状況だ。

子どもたちは、二人とも陸っぱりで鍛えたキャスティング力と釣りキチらしい素晴らしい集中力で時合いをものにし、シーバス狙いでは、ワンキャストワンヒットの入れ食いを体験し4人そろって大喜びだった。さらに、裕さんは良型のイナダもゲットして「スイッチが入ると、フィッシュイーターってこんなに素直に釣れるんですね」と驚いていた。

人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】ラストに人生初サワラ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

小柄な体で自分と船長を信じて懸命に重いルアーを投げ続けた匠生くんは、ラストに人生初の78cmサワラをキャッチして「やったー、僕にも釣れた!」と大はしゃぎしていた。

イナダも回遊中

人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】イナダも上がった(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

翌日には、私が80cm弱のサワラ3尾とイナダ、シーバス8尾をキャッチ。定番の魚はもちろん、良型タチウオやイナワラが同じ群れに入ってきているので、皆も自己記録更新を狙ってルアーフィッシングにチャレンジしてみては。水温が15度を切り、サワラはラストスパートだが、もうしばらくは楽しめそう。釣行はお早めに。

<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:林遊船
人気の東京湾『サワラゲーム』が最終戦 シーバスやイナダも【林遊船】
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年1月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。