年末年始の連休中のオススメ釣り場を紹介。今回は、東京スカイツリーから徒歩5分の所にある大横川親水公園魚つり場。ヘラブナとマブナがメインターゲットだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)
大横川親水公園魚つり場
大横川親水公園魚つり場は都会にありながらフナ釣りが無料で楽しめる区の釣り堀だ。業平橋から平川橋までの長さ約130mの区間で、フェンスに囲まれた縦長の池状の空間。水深は1mで一定。
水際には転落防止用の柵が設けられ、所々に釣り用のベンチが置かれている。また水面には鳥よけのネットが張られて魚が保護されている。
ヘラとマブナが狙える
釣れる魚はヘラブナとマブナで、区で放流している。ヘラブナ狙いの地元の常連が多く、声をかければポイントや釣り方などいろいろ教えてもらうことができるだろう。
常連は万力を工夫して柵に取りつけ、竿掛けを使用して釣っている。3mの竿を使用し、小型ヘラウキを付けた両グルテンのバランスの底釣り仕掛けで、対岸の壁際にウキを立ててアタリを待っている人が多い。
マブナが多いのでヘラスタイルにこだわらず、立ちウキやシモリ釣り仕掛けで釣ることが可能。意外とヘチで釣れることがある。ヘラ釣りのこぼれエサに魚が集まるからだろうか。よって竿は2m前後でも十分釣りになる。エサはグルテン系の練りエがいい。
釣れる魚の型はヘラブナが最大で尺までで20cm級が多く、マブナは15~20cmが多いようだ。
混雑するため早めの訪問がオススメ
天気のいい休日は混むので早めに出かけた方がいいだろう。決まり事と注意点として、利用時間は9時~17時まで、料金は無料。休園日は12月29日~1月3日まで。竿やエサなどのレンタルや販売はないので釣り具は各自持参すること。ハリはカエシのないスレバリを使用すること。魚の持ち帰りは不可。公園内に自販機、トイレあり。
12月中旬に下見に出かけたところ、開園して間もなかったが、ほぼ釣り人で埋まっており、竿を絞る人の姿をあちこちで確認できた。今期は魚影が濃いようで、都会の寒ブナ釣り場として冬休みにぜひお勧めしたい。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
大横川親水公園魚つり場
場所:東京都墨田区東駒形