年末年始の連休中のオススメ釣り場を紹介。今回は、東京都大田区にある平和の森公園。ヘラブナ釣りや淡水小物釣りを気軽に楽しめる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)
「平和の森公園」概要
東京都大田区にある平和の森公園は平和島運河を埋め立てて整備された場所で、面積は約10haに及び、大田区立の公園としては最大の広さを誇る。
環七通りを挟み、南側はアスレチックやテニスコートがあるスポ―ツエリア、北側は芝生広場や池がある緑豊かなレクレーションエリアになっている。
釣り場は北側のひょうたん池
釣りは北側のひょうたん池で楽しめる。釣り池として区民に無料で開放され、近場のポイントとして人気があり、四季を通じて人が絶えない。
ウッドデッキでヘラブナ狙い
池にはコイ、マブナ、ヘラブナ、タナゴ、クチボソなどが生息している。このうちヘラブナは放流が盛んで、大会が開催されているほど。池の周囲に設けられた釣りウッドデッキから狙え、盛期には竿の放列が見られることがある。
淡水小物釣りはどこでも可能
一方、タナゴやクチボソなどの小物は場所を問わず、短竿で手軽に釣ることができる。しかし、これから日ごとに寒さが厳しくなると一筋縄ではいかなくなり、ポイントが限られてくる。これはヘラブナも同様。これからの時期にお勧めなのは水鳥が多い池の奥のエリア。水深は80cm前後とヘチから小深くなっている。
エアレーションによって水が動いているので結氷することはない。樹木に囲まれているため風に強く、陽だまり状態で雰囲気がいい場所だ。1m前後の竿にタナゴシモリ仕掛けを結び、ヘチを底から探るといいだろう。3~5cmのタナゴやクチボソが釣れる。
ルールは守ろう
12月中旬に下見に出かけた時は、池の奥の橋脇で常連が1人竿を出していたが釣果は不明。数年前の真冬に訪れた時はクチボソがよく釣れた経験はあるので、実績ポイントとしてチェックしておきたい。また当日は暖かかったためか、公園入口寄りでタナゴが釣れていた。
網の持ち込みやリール竿の使用、寄せエサ、釣った魚の持ち帰りは禁止事項になっているので注意。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
平和の森公園
場所:東京都大田区平和の森公園