日本各地に生息するマハゼ。特に関東では、江戸前ハゼとして人気が高い。今回は、「船ハゼ」と陸っぱりでの「エサハゼ」両方の釣り方のキホンを紹介しよう。
(アイキャッチ画像撮影:週刊つりニュース関東版 編集部)
江戸前高級魚のマハゼのさばき方
鮮魚店に並ぶことはなく、釣らないと食べられない美味魚「マハゼ」。
見た目からは想像できないほどの上品な白身で、初めて食べる人は驚くだろう。順調に掛かると100尾を超えることが珍しくないので「さばく」と聞くと気は滅入るかもしれないが、その食味を十分引き出すために下処理はしっかりしておきたい。
ここでは基本的な手順を紹介する。
①ザルに魚を入れて、多めの塩でしっかりもみ洗いする
②①を繰り返す
③頭をおとす
④内臓を取る
⑤背または腹から刃を入れて開く
ぜひ味わって欲しいのは刺し身。その場合は②と③の間に、ウロコを除去する作業がある。包丁で簡単に引けばいいが、これを怠ると舌触りに影響する。
大量に作るのは大変だが、根気強くトライしてほしい。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>