10月17日、タテ釣りシーズン真っ盛りの三国沖へ訪れた。午前6時半ごろ、オーナーばりの今永さんと出船。朝と夕のマヅメ時にヒラマサのラッシュが到来!好ゲストも顔出しで大盛り上がりの釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)
仕掛け選択の基準を紹介
今回訪れた三国エリアで仕掛け選択の基本とされているのが、ベイトがイワシならカラバリ、アジなら細めのハリスのサビキを選択するのが基本となっている。イワシは比較的太いハリスでも食ってくるが、食いが渋いときは状況を見て、ハリスの号数を落とそう。
また、ヒラメなど底物を狙いたいときは、エダスが長めのタイプがお勧め。ご存じヒラメはエサが大きいと、くわえたままモゴモゴと飲み込む。そのためハリスの長さに「遊び」があったほうが、仕掛けの挙動でアタリを弾いてしまうリスクが低いからだ。
ピックアップ!お勧め仕掛け
これらの戦術を軸に置いて仕掛けを使い分けた今永さんは、見事当日の船中でヒラマサの最多安打を達成した。
なお、今釣行ではヒラマサをメインターゲットにゲームを展開したので、出番は少なかったが、オーナーばりのタテ釣り(落し込み)仕掛けには、ほかにも多様なタイプがある。
先述のヒラメの食性に合わせ、ハリスを長めにとった「落し込み剛サビキ/ヒラメ・キジハタSP」や、ハリスにワイヤーがコンポジットされた「落し込み剛サビキ・サワラSP」もある。歯のあるサワラを確実に獲りたい人にお勧めだ。
ピックアップ!お勧めの仕掛けを紹介
大物との勝負が楽しいタテ釣りだが、「何をベイトに掛け、何に食わすか」推理と戦略を大海原で試すこの頭脳ゲームもまた、この釣りの面白さだ。
<週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢/TSURINEWS編>