9月22日(日)南伊勢町五ヶ所湾で、渡船屋たにぐち にてティップランエギングに出かけた。この日は釣りガール森田菜月さんも同船されるということもあってとても楽しみにしていた。台風の接近で出船が危ぶまれたが湾内限定での出船となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・Shinchan)
五ケ所湾のシーズナルパターン
次に私がティップランのメインフィールドにしている南伊勢五ヶ所湾のシーズナルパターンをご紹介します。
9月半ば~
風光明媚な五ヶ所湾のティップランは9月半ばから始まります。この頃は湾内や湾外に出ても比較的浅いシャローエリアがポイントになりエギも2.5~3.0号のまでのノーマルエギに5~10gのシンカーを付けて行います。数が狙えるこの時期は手返し良く釣って行く釣りになります。
10月半ば~11月
10月半ば~11月にかけてはいよいよティップランのトップシーズンに入ります。エギもサイズアップして3.0~3.5号のティップラン専用エギを多用します。
数も型も狙え爆釣すれば半端ない釣れ方が期待出来ます。11月~12月以降はアオリイカも深場へと落ちていきます。この頃からキロアップの大型狙いへとシフトしていきます。
湾外沖の水深40m以深がポイントになり的確に底取りを行う為シンカーを調整する釣りになります。タックルは水深が深く重いシンカーに耐えられるティップラン専用ロッドを使いラインも0.6号クラス、シンカーは風が強く潮が早い時の事を考慮し、60gまでを揃えておくと良いでしょう。
1月~3月
1月~3月は冬場のティップランになります。イカの活性も低くなりアタレばでかい2kgアップのホワイトモンスターと呼ばれるアオリイカを狙う釣り方になります。
釣り方は晩秋と同じでシンカーを調整して1発大物を狙います。
4月~6月
4月~5月のGW~6月にかけては産卵を意識した大型のアオリイカがシャローへと上がってきます。狙い方はシャローティップランもしくはSフォールやキャスティングでノーマルエギを使っての釣りです。
ポイントはシャローエリアの岩礁地帯や藻場をピンポイントで狙います。タックルはラインをやや太めの0.6号にするくらいで後はティップラン用、キャスティング用のロッドを用意すれば良いでしょう。
今後の五ケ所湾の展望
五ヶ所湾には「五ヶ所湾釣り船会」があり、多くの船宿が所属しています。今回お世話になったのは以前にもご紹介した宿浦から出船している「渡船屋たにぐち」です。
五ヶ所湾を知り尽くした船長は気さくで優しくファンやリピーターも多く私もそのうちの1人です。釣りものはアオリイカを初めとするティップランやイカメタル、ジギングやタイラバなど幅広いジャンルの釣りを提供されています。
イベントも多く今年10月下旬には、五ヶ所湾釣り船会が中心となって「五ヶ所湾ボートエギング大会」が開催されます。これからトップシーズンを迎えるオフショアフィッシング!ぜひ自然豊かで風光明媚な五ヶ所湾へ足を運んでみてはいかがでしょう?
<Shinchan/TSURINEWS・WEBライター>