秋になると多方面で様々なイベントが開催されるが、私がヘラ釣り場として利用している奈良の布目ダム湖でも、10月6日に釣り大会が開催されたので参加してきた。私はニジマスの部にエントリーしフライで挑んだが。釣果はともあれ、楽しい大会だったのでレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)
布目ダム釣り大会
布目ダムの大会は毎年9月だったように記憶していたけれど、今年は10月開催。聞くと漁協の都合で変更があり、今年から10月に開催するらしい。11月なら周囲の緑が紅葉にかわって、幾重にも楽しめたのになと思う。ただこのころになると水も冷たくなって、つかみ取りが難しいのかな?
大会はヘラブナやマブナ釣りが本ダムで午前6時から正午まで。ニジマス釣りは副ダムで午前7時から正午までだ。子供たちには釣り方教室やニジマスのつかみ取り大会も同時開催で、ファミリーで楽しめるイベントになっている。
フライでニジマスに挑戦
出発が遅れて釣り場着は午前10時前。大会参加締め切りが午前10時だったが何とかセーフだった。しかしニジマス釣りを選んだために、参加者が多く釣れそうな場所がない。釣り人の少ない場所に入ったが、無理してフライで挑んだだめ大失敗。バックスペースが狭くてキャスト困難だったのだ。というのも計画では浮桟橋で釣ろうと思っていたのだが、満員で入れそうになかったのである。
大橋ほのぼの公園下手で釣っている人たちに、仕掛けや釣果などを聞いて回ったが、朝から好場に入った人たちは、エサ釣り、ルアーともに20匹から30匹強の釣果で、中には40cm超のニジマスを釣っている人もいた。しかし、、数匹とか0匹だと嘆く人も数人。漁協の話ではつかみ取りの分も合わせて400kg放流したとの話だったが。
右往左往している間に終了時間になってしまい、検寸場に行くと獲物を手に、続々と集まってくる釣り人たち。今回の対象後は他魚の部(コイやナマズ、ブルーギルなど)とフナの部(ヘラブナ、マブナ)そしてニジマスの部と項目も多い。
つかみ取りは幼稚園児と、小学生の部に分かれていて、子供たちはもちろん大はしゃぎだったけれど、お父さんやお母さんも一緒に水に入って裾を濡らしていて、こちらの方がもっと楽しそうに見えた。