濃厚な食味でブランドになっている東京湾のマダコ。今シーズンは「数十年ぶり」とも言われる当たり年。8月10日(土)、東京湾原木中山の林遊船からエギタコ釣行にでかけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)
当日の最終釣果
最後まで触りや乗り、キャッチやバラシを繰り返して、みんなでワイワイ、本当に楽しい釣りになった。
14時半に沖上がり。船長のポイント選択のおかげで、この釣りに付き物といわれるエギのロストはなく、私の釣果は300g~1.5kgを17尾で大満足。
船中釣果は3~17尾で、満員御礼でもオデコなし。同行した4人は「本当に面白かったです。またやりたい」と満足そうに話してくれた。
最近の傾向としては、大きなタコテンヤや、大型のエギの2個付け、ビニールひもなどを付けた派手な仕掛けより、2.5号の小型のイカエギに15号前後のオモリを付けただけの軽量でシンプルな仕掛けが有効。
優しく誘い、繊細な乗り感にアワせた方が釣れているようなので参考にしてもらいたい。
まだまだ、マダコは盛況
持ち帰ったマダコは一度、冷凍してから自然解凍。その後、塩もみすると、ヌメリがアッという間に取れて下処理が簡単だ。
刺し身はもちろん、煮付けや酢の物、空揚げ、タコ飯にしたら、家族にも大好評。
テンヤでもエギやルアーでも狙え、釣って楽しく、食べて美味しい東京湾のマダコ。まだまだ絶好調なので、ぜひ多くの読者の皆さんに楽しんでもらいたい。
なお、専門の乗合船に行く場合、使用可能なエギの種類は予約時に確認を。
<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>