8月12日、真夏の大阪湾でタチウオを狙いに、泉南・谷川の春日丸に乗船してきました。当日は父、息子、私の親子三代で乗船し、3人で30匹ほどの釣果。暑い夏の釣りでしたが、たのしい夏の思い出となりました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・児玉卓郎)
春日丸にてテンヤタチウオ
今回は小学4年の息子と私、そして祖父(私の父親)の3人での釣行で、当日は朝5時過ぎに春日丸の集合場所へ向かいます。炎天下で釣りをすることもあり、日焼け止めと冷感スプレー、飲料を多めに持参して熱中症対策を行いました。
今回はアタリが多いという船長の判断で、神戸沖まで1時間ほど船を走らせます。ポイントに到着すると神戸方面から出船している船の船団が集まっており、その中に入ることに。
サオやリールは船宿でレンタルし、仕掛けはテンヤにエダバリを付けたスタイルで狙います。エサはイワシとサンマの切身を持参して、テンヤにイワシ、孫バリにサンマを付け、水深70mから開始しました。
底付近で指4本級タチウオ
底までエサを落として底から10mほどを探っていくと、60m付近でガツンと大きなアタリが出ます。そのままアワせるとタチウオらしい重量感のある引きが伝わります。
途中でタチウオ独特の上に向かって泳ぐ習性から引きが軽くなりますが、とりあえずリールは巻き続けます。そうするとまた暴れだすのが伝わってきて「バレてない、掛かっている」という安堵と期待で胸が高鳴りました。
上がってきたのは指4本ほどのタチウオで、持って帰るには十分なサイズでした。最初の流しで1人4匹ほど釣り、もう一度同じポイントを流します。
二流し目になると活性も上がってきたのか、アタリがあるのは底よりも50mから60m付近になったので、徐々にタナを上げて狙います。
小学生の息子に指5本級!
小学生の息子はまだサオや仕掛けが重いため苦戦をしていましたが、水深50mで大きなアタリをとらえヒットさせました。横で見守っていると、何度もサオ先が海中に入る引きに、負けじとリールを巻き、時折サオで耐えています。サイズがいいのであろうと判断してサポートしてやると、上がってきたのは指5本もある大物でした。
その後は潮が緩んできて食いも浅くなり、バラシが目立つようになっていきます。サオ先に出るアタリも小さくなり、アワせにくい時間が続くことから、誘いを止め50m付近で止めて待つことに。
すると父親のサオにしっかりと食い込むアタリがあります。これもまた暴れるとサオで耐えなければいけないほどのいい引きを見せ、上がってきたのは指6本のメーター超えとなるこの日一番のサイズでした。
最後の流しでは底を丁寧に探り良型連発
また潮が流れ始め、最後のポイントは徐々に浅くなるカケアガリを狙いました。ここでは底を丁寧に探るとすぐに反応があり、指4本から5本の数釣りとなりました。
当日は3人で30匹ほどのタチウオを釣りましたが、どれも指4本以上という好釣果にて終了。家族にも楽しんでもらえたので、最高の家族サービスとなりました。
真夏のため熱中症の心配もありましたが、船には日除けも装備されているため安全な釣りとなったことも付け加えておきます。
<児玉卓郎/TSURINEWS・WEBライター>
春日丸