夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】

梅雨明けしたもののムシムシと蒸し暑い8月1日、涼を求めて真夏の渓流を楽しもうと、奈良の十津川村へルアーでアマゴを狙いに行くことにした。雨後の増水で笹濁りのコンディションのなか、釣果は26cmを頭に17匹と、夏の渓流を満喫することができた。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

アバター画像 TSURINEWS編集部

渓流釣り 淡水の釣り

神納川で渓流ルアー釣行

朝一番、夜明けとともに釣りを開始しようと深夜に出発。国道168号で十津川村へ向かった。少し前にまとまった雨が降ったようだが、川の状態もよくなっているかと思い、風屋ダムを渡って今回楽しもうと思う神納川へ向かった。

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】笹濁りの神納川(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

神納川沿いの道に入り上流へ向かっていくと、空も少し明るくなりだして川の様子が見えてくる。少し水位は高く笹濁りであったが釣りは楽しめそうなので、しばらく上流へ走ったところにあるお気に入りのポイントから釣り上がることにした。

簡単に朝食を済ませて、真夏ということで沢登りのようなスタイルに着がえてタックルの準備をすることにした。今回のタックルはトラウト用ロッド6ftにナイロンの4lbを巻いた2000番のスピニングリールをセット、最初に選んだルアーはシンキングミノー5cm、カラーは視認性のいいピンクヤマメを選んだ。

1匹目は15cm

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】私の釣り姿(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

準備ができたのは5時過ぎ、明るくなってきたので河原へ降りると、とても気持ちがいい。しかし、上から見たより濁りは強く濃い笹濁りで、どうなるかが少し心配なところだ。

早速アマゴが付いていそうなポイントにテンポよくルアーを通していくと、水深のある開けたポイントで反応がありヒット!

慎重に手にしたのは15cmと少々小ぶりだが、とても綺麗なアマゴ。今回はアマゴとのやり取りを楽しむだけなので写真を撮ってリリースした。

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】釣り上げた15cm(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

開始間もないヒットで気分をよくしてさらに釣り上がると、今度は瀬の中でアタリがありヒット。瀬の中で力強く抵抗するが、無事に手にしたのは先ほどよりサイズアップの20cmのきれいなアマゴだった。

その後も少し小型が中心だがポツポツとヒットするなどとても順調。途中、コーヒーを飲みながら小休憩も入れ、何とも癒される思いだ。

ドラグ音響かせ26cmも登場

休憩の後もさらに釣り上がると、少し水深がありそうな淵が出てきた。流芯は流れがきつすぎるので少し流芯から外してアップキャストでアプローチする。アクションを入れて巻いてくると、ロッドに重みが伝わった。反射的にアワセを入れるとヒット!

ドラグ音とともに一気に走るが、少しドラグをしめて少しずつ距離を縮め、無事にランディングネットに入れた。これは体高のあるカッコいい26cmのアマゴ。パーマークや朱点も本当に綺麗なアマゴで、思い出に残る魚となった。

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】26cmもヒット(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

前回の釣行でも良型をヒットするなどラッキーが続く。そんなことを考えながらここでまた休憩を取り、カラーをチャート系に交換してみた。

ここからも同じようにアマゴが付いていそうなポイントを狙ってみるが、ルアーのカラーが川の色や森の緑に溶け込んで、すぐにルアーを見失うなどとても釣りにくい。結局元のピンクヤマメに交換し直した。やはりルアーの位置を把握するのは大切なことだと改めて気付かされた。

昼前まで楽しみ釣果は17匹

この後も小型のアマゴに時折20cmオーバーも交じりかなり反応もよく楽しめたが、昼前には十分楽しんだので川から上がり帰ることにした。

釣果は26cmの良型のアマゴも含め17匹。チェイスやバラシも多く、本当に楽しめた。それにジャブジャブと川に入りマイナスイオンを全身に浴びながらの釣りで、気分も凄くリフレッシュできた釣行となった。

夏の渓流トラウトゲーム爽快 26cm頭に17匹【奈良県・十津川村】神納川の流れ(提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)

今後は真夏ということで渇水なども予測されるが、雨の様子や水の冷たい谷なども楽しめるので、足を運びたい。

<奈良鱒兵衛/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
十津川村漁協