今年も待ちに待ったマイカシーズンがいよいよ開幕を迎える季節到来。ゲーム性が高く、掛けて楽しい、食べて美味しいマイカの『イカメタルゲーム』に痺れを切らして友人のムクさんと参戦。さっそく7月1日に福井県敦賀市色浜出船のイカメタル船泰丸に予約を入れアクションズに乗船することにした。泰丸は昨年8月30日にマイカ100ハイを超え、初の竿頭を飾った船でもあり様々な好釣果に出会わせて頂いている相性の良い船だ。
(アイキャッチ画像提供:webライター・渡辺宗平)
ベイトのタナに合わせると・・
そこからはアタリなく日も落ち始め集魚灯が点灯された。船上からはカタクチイワシの群れが見え始める。
船長から「ぼちぼち40m付近から上を探り始めてください」との指示があり、友人とタナを打ち合わせしながら、それぞれ違うタナを探り始める。
19時30分頃、30~50m付近を探るも反応が無いため、探見丸スマートでベイト反応を確認すると20m付近に反応があった。タナを一気に上げると、ティップに違和感があった。
「いる!」気配を感じ小さく誘いをかけると直ぐに「グイッ」ティップが食い込んだ。
プチラッシュ突入
その後、水深15m~25m前後でイカのタナ合わせを丁寧に行いながらコンスタントに釣り上げていく。急にスイッチが入ったのかラッシュタイムに突入した。仕掛けを落とし直ぐに反応が出る。直ぐに抱いてくるアタリもあれば触りにくるアタリもあり誘いをかけてアピールすると直ぐにスッテに抱きついてくる。
ただ、抱きが甘く合わせてもスッと、抜ける事や足切れして触手一本ぶら下がってくるのが多かった。
船長から、「足切れが多いので抱きが浅いから優しく合わせてください」との指示があり、グイッと乗せるイメージで掛けていくと、バラシが減り、更に数を追加した。微妙に前後するタナを2人で合わせ、そのタナに入れば直ぐに反応があり入れ食い状態となりワイワイしながら、かなり楽しい時間となった。
後半は辛抱の釣りへ
釣れ続くと時間が過ぎるのが早いものですでに22時をまわっていた。だんだんと反応も悪くなり潮も早くなってきた為、群れが通過する際にパラパラっと上がる程度になってきた。
船長から「迷子にならならいように、釣れたタナで辛抱して釣ってください」との事だったので、釣れるタナがあるはずと冒険せずに待つ釣りになった。時は0時の納竿前に数分の短いラッシュがあり、手返しを早くし少し数を稼いだ。