船タコ釣りのメッカ明石沖で検証　テンヤとエギ＆スッテどっちが釣れる？

全国的に有名な兵庫県明石のマダコ。美味しさの秘訣は潮の速さ。今回は、市場で高値で取引される明石ダコを船から狙う釣りを紹介したい。疑似餌（エギ・スッテ）とテンヤの比較検証は必見！

TSURINEWS編集部

2019年6月14日

仕掛けの使い方

エギとスッテだが、ミチイトの先に疑似餌2つ＋オモリを装着するのが近年では主流。これらを装着する時は三つ又の「スナップスイベル」を使用すると便利。

テンヤの場合はオモリもセットになっているので、ミチイトにそのまま付けるだけでOK。巻きつけるエサはイワシ、アジ、鳥の手羽先、豚の背脂などなど（これらに鳥の皮を巻いたりもする）。エサは釣具店に置いてもあるが、スーパーなどで購入したりするとお得だ。

イワシに鳥の皮を巻いたり…

誘い方は基本的に疑似餌もテンヤも同じ。

①仕掛けをそのまま海底まで落としていき、底に着いたら少し巻いてイトをピンと張る。
②オモリが底に着いた状態を意識しながら、サオを上下に小刻みに揺する。
③それから時々グーとサオを持ち上げて、また底まで落とす。そしてまた揺すって…。

この繰り返しで、マダコが掛かるのを待つのだ。

揺する時、サオはこのくらいの角度で

タコが仕掛けを抱いた場合、仕掛けが重くなり、サオ先が止められる感触がある。そうなったらしっかりタコが抱くまで数秒待ち、思いっきり上にサオを持ち上げればハリにタコが掛かる。

注意すべきなのは、「数秒待つ」間にもサオ先を揺らすのを止めないこと。これをしないとタコに逃げられる場合があるぞ。

グッと思いっきりアワせるのだ

掛かったと思ったら、リールを一定の速度で巻き、海面まで上がってきたらそのまま抜き上げよう。そしてハリを外してイケスにポチャン。イケスには100均などで購入したネットを用意しておき、そこにタコを放り込もう。

イケスにネットを入れて、そこへタコを

一連の流れは以上。さあ、次の1匹を狙って仕掛けを再投入だ！

マダコをさらにたくさん釣りたいなら、「集寄」を使うのがお勧め。文字通りマダコを「集める」、「寄せる」ためのもので、仕掛けの上部に付けておけば、目立つヒラヒラでタコを引き付けてくれる。

船タコビラKING（上）、船タコビラBig（下）

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