5月25日、午前9時半出船で、兵庫・竹野沖にマダイ狙いに行ってきた。船は友人の所有する船だ。「竹野沖なら釣れるだろう」ということで、連れていってもらった。今年からタイラバを始めた超初心者の私が、初のマダイを果たして釣り上げられるのか・・。
水深120mドテラ流しでタイラバ
天気は朝から快晴!天気予報では、最高気温35度との予報が。日焼けが嫌だから長袖と、半袖のTシャツを重ね着していった。あまり暑かったら、半袖を脱げばいいやと。
港から30分程度でポイントに到着。水深は120m。タイラバを入れてみると、斜めにイトが出ていく感じ。40度~45度くらい。いい感じだ!ドテラで流した。
最初に「きたー!」と思って慎重に巻いてリーダーが見えるところまでくると、タモを準備していてくれた友人が、「でっかいフグや~」と。マダイだと信じていたのに残念。
フグは自分でさばけないので、友人の友達にプレゼントした。その友達は親戚に料理人が居るとのことで、喜んで貰ってくれた。
さぁ、次だ、次!今度こそは!
うっかりアワセで・・・
10時半過ぎ、着底と同時くらいにアタリがあったが、つい癖が出てしまい、大きくアワせてしまった。そのせいか、すぐにバレてしまった。
最近、テレビの釣り番組でタイラバをやっているのをよく見ている。番組では、アワせた方がいいと言う人、アワせずにそのまま巻き続けるという人、いろいろいて、どれが本当なのか迷ってしまう。
とりあえず昔から言われているようにアワせるのはやめにして、ただひたすらドラグを緩くして、巻き続けることを選ぶことにした。
向こうアワセで初マダイ!
それから約30分後、着底と同時くらいにアタリがあった。アワせず、ひたすら魚の思うまま引かせた。
ドラグが滑る!重い!気持ちがいい!どうか、マダイでありますようにと願う。
水深120mくらいで斜めにイトが出ているから、着低と同時だとかなり巻き上げるのに時間がかかる。途中心が折れそうになったが、上がってくるのが赤色でありますようにと願い続けた。
そうこうしているうちに、リーダーが入って魚が見えた!友人が「赤いぞ!」と叫ぶ。私にとっては、タイラバでの初めてのマダイ。タモに入るまでヒヤヒヤ。そしてついにタモ入れ完了!「友人よ、ありがとう。」私に初めてのタイが釣れた。友人も喜んでくれた。
ヘッド交換がアタリ?
私はベイトリールを持っていくのを忘れていたので、今回はスピニングで臨んだ。ベイトの方がいいんだろうけど…。
タイラバは、VSヘッドを使用。最初は180gを付けて、上げてくる水深をかえたり、速巻き、遅巻き、スカートの色をかえるなど、色々やってみたが、180gではアタリもないし、フグがきたし、結局ダメだった。
潮も緩かったので、気分をかえようと150gにかたところ、その直後にヒット。ただ単にシルエットが要因だったのか?そこら辺は分からないままだが、とにかく1匹釣れたからオッケーだ!
初めてのタイラバでのマダイ。何てきれいなマダイなんだろう。大きさは50cmくらいかな?そんなに大きくはないが、初心者の私にとっては、これだけで十分。
後半はハマチが入れ食い
その後、昼過ぎから60mラインを流す。友人はハマチの入れ食い状態に(笑)。
私は、もう1匹釣れないかとタイラバを続けたが、やはり水温の安定している深場の方がいいのか?全くアタリなし。何でも釣れるというタイラバにハマチのアタリもなく、あまりにも暑くなってきたし、潮も全く動かなくなったので終了となった。
マダイは、帰ってすぐに主人がさばいてくれた(笑)。ビール2本買ってあげると言ったら、快くOK(笑)。
今夜は冷蔵庫で寝かせて、明日いただくとしよう。かぶと煮、カルパッチョ、バターソテー、フライにするつもりだ。マダイはおいしい♪自然に、感謝!
<谷輪朋子/TSURINEWS・WEBライター>