元号が変わってから未だに初フィッシュを手にしていない私。GWも半分以上過ぎてしまったため、焦りながら近所の河川にデイゲームのナマズゲーム『デイナマ』に出撃した。
青木川にてデイナマゲーム
5月3日に向かったのは、愛知県稲沢市と一宮市の境を流れる青木川。午後1時に到着し、五条川合流点からスタートだ。
水深は浅い。デイナマなので、まずはサイトでナマズの姿を探す。暖かくなり足元はコイでいっぱいだ。なかなかナマズが見つからないので、コイを狙ってみるものの全く相手をしてくれない。
どうしたものかと思いきや、しばらく進むとフラフラと沖のボトムを泳ぐナマズを発見。チヌ用ジグヘッドにクローワームの組み合わせをキャスト。目の前を通すが全く無反応。数回繰り返すが逃げることもなく、悠々と泳ぎ去った。
産卵前でナーバス?
さらに進むとコイが無反応の理由が分かった。大群のコイがハタキの真っ最中だ。ナマズももうすぐ産卵シーズン。それを意識してナーバスになっているのかもしれない。しかし必ず反応するナマズはいるはずだ、と自らを励ましながら足元を撃っていく。
足元のやや水深のある所にナマズが潜んでいるのだが、今年はこれまでより水位が低く数が少ない。その理由は、今後下流の堰(せき)の撤去が予定されており、例年より水位を上げないようにしているらしい。
徐々に気温が上昇してきて「暑い…」と思いながら歩いていると、足元からナマズがダッシュで逃げていった。貴重なチャンスを…。気を取り直して偏光グラスを掛け直し集中する。
通常ナマズが着くポイントは、足元のエグレが深い、もしくは水深自体がそこそこあり、水流が速すぎない場所にタイトに潜んでいる。全然関係ない所にボーッとしているナマズもいたりして、意外と釣れてしまうが、まだ季節が早いためかそんなナマズはまだいないようだ。
足元のリフト&フォールでヒット!
足元を撃ちながら進むこと数十分、いくつかの橋を越え、ようやくその時が訪れた。足元のリフトフォールでヒットしたのは50cmクラス。小柄だが、めでたい令和ファーストナマズだ。