8月26日(土)、仕事帰りの夕方に、東京都江戸川区にある新左近川親水公園でハゼと遊んだ。
夕マヅメから1時間半のシモリウキ仕掛けで勝負
午後5時すぎ、中左近橋に到着。
潮が上がり始めており、緩い流れがある。
橋下のゴロタ石に腰を降ろし、ヘチのゴロタ石の周りに群れる魚を狙う。
タックルは1.8mノベ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結び、ハリス0.4号5cm、ハリはソデ2号を結んだシモリ仕掛け。
軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを1個付け、板オモリですべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。
エサは釜揚げシラスを1匹、頭部をチョン掛けにして使用。
水深60cmぐらいに対して、トップのウキが水面下5~10cmにあるようにウキ下を調整。
水中の石裏に静かに仕掛けを投入する。
するとウキがなじんだ直後にスーッと横に引かれた。
少し間を置いて聞きアワせると、竿先からプルッとしたシグナルが伝わり、水面を割って10cm級の本命が登場。
1投目から釣れるとは幸先いいスタートだ。
続けて同様のアタリを取り、同型が3尾まで入れ食い。
1時間半で30尾の好釣果
その後、アタリは多いもののハリ掛かりしないことも。
それでも、誘いとアワセのタイミングを変えるとポツポツ釣れる。
しばらくすると小型のテナガエビやカニの反応が多くなったので、少し沖へ狙いを変えて釣る。
流れがあるので、オモリを軽くしてトップのウキの頭を出し、流し釣りを試みる。
ウキ下は90cmに調整し、底でオモリが転がるような感じで流す。
すると、4投目に水中ウキを横に走らせるアタリで、当日最大の12cmが強い引きを楽しませてくれる。
その後は入れ食いもあり、8cm前後がコンスタントに釣れ続く。
アワセが遅れると竿先が引き込まれる高活性ぶりで、小気味いい引きを十分堪能することができた。
ウキが見えなくなるまで楽しみ、7時すぎに納竿。
夕方の正味1時間30分の釣果は7~10cmが30尾と好調だった。
魚影は濃く、短竿で手軽に楽しめるのでファミリーフィシングにお勧めだ。
なお、濡れたゴロタ石の上は滑らないように注意が必要だ。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
東京メトロ東西線・西葛西か葛西駅から徒歩約20分。
西葛西駅前バス乗り場から臨海町方面行の都バスもある。
環七通りの葛西南高東交差点の角に上州屋釣り具店があり、早朝でもエサは自販機で買える。
マイカーは同公園専用の有料駐車場がある。