鳥羽周辺は昔から投げ釣りで狙うアブラメで有名である。厳寒期の2月からサクラの花が散るまでの間がハイシーズンで、カレイや乗っ込みチヌと合わせて狙うことができる。鳥羽周辺での投げ釣りは、佐田浜、安楽島、石鏡などの地方の堤防・地磯から狙うパターンと、答志島・菅島などの離島に渡るパターンがある。離島に渡ることで、地方では釣れないような40cmを超える大型アブラメ(アイナメ)を高確率で手中にできるのが魅力だ。
今後の見通し
アブラメ、カレイはGWまでが釣期となる。GWが開けると水温の上昇とともにベラのエサ取りが一気に増えるためである。チヌ、マダイは梅雨明けまでは十分に楽しめるだろう。
交通
大阪からは阪神高速松原線、西名阪自動車道、名阪国道、伊勢自動車道を経由して鳥羽市内へ。鳥羽水族館横の伊勢湾フェリー発着場の岸壁から渡船が出船する。車は岸壁に無料で駐車できる。
<長谷川靖之/TSURINEWS・WEBライター>
菅島